蕎麦打ち後、冷蔵庫で保管したりする時の必須アイテムであるサランラップ。
週刊文春の「読むクスリ」にも随分昔に登場しました。
元々このラップは食品用に開発されたものではなく、米軍が戦場などで銃弾や火薬を湿気から守るために開発されたものでした。
戦後二人の技術者が妻を伴って、休日に四人でピクニックに出掛けました。
その折、レタスを包んで持っていったところ、奥さん達から「綺麗で便利、どこで売っているの?」と好評でした。
二人の技術者は翌日上司にそのことを報告したところ直ちに採用され、食品用に商品化されることに。
商品名は二人の妻であるサラ(SARAH)とアン(ANN)に因んで、サランラップと命名されました。
扱い始めた当時の日本はまだまだ冷蔵庫の普及が進んでいませんでしたが、その後電子レンジの普及も相俟って爆発的に支持され、今では家庭の必需品になりました。
当時7㍍巻きの値段はかなり高価で100円。
他の物価はかけそば(30円) 葉書(5円) 理髪料(160円) ラーメン(35円) 珈琲(50円)でした。
同じもので呉羽化学(現クレハ)の商品名はクレラップ。
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