古代の日本では「一日の始まりは夕方から」と考えられていました。
新年の行事は大晦日の夜に除夜の鐘を聞いてから食べる年越し蕎麦は、「朔日蕎麦」または「元旦蕎麦」になります。
元旦の朝一番に一家の長が水を汲んで神前に捧げるのは、平安時代の宮廷行事が一般化したものです。
この若水(初水・潮水・一番水・福水・宝水)を捧げた後、蕎麦膳で祝う嘉例の伝統が残っている地域が今でもあります。
(正月) 三が日ではなく、本来は1月1日~1月31日の年初月
(元日) 一年の最初の日、1月1日
(元旦) 1月1日の朝だけ、若しくは午前中
江戸時代は蕎麦を食べると脚気に罹患しない、と巷間広く信じられていました。
年越し蕎麦はその頃に定着した風習ですが、今でも67.8%の人達が縁起を担いで食べるようです。
(年越し蕎麦の呼び名様々)
晦日蕎麦・大年蕎麦・寿命蕎麦・福蕎麦・つごもり蕎麦・縁切り蕎麦・年切り蕎麦・思案蕎麦・大晦日蕎麦・運蕎麦・年寄り蕎麦
(そば・うどん)のボタンをクリックして頂きますと励みになります。
↓


