蘊蓄に加えて食べ方の順番にも拘る、自称「そば通」の人がいますね。
蕎麦麺・つゆ・塩・水等々ですが、蕎麦は元来縛られることなく好きなように気楽に気取らず食べたいものです。
「ものには順序がある、ものごとは順番がある」と、よく口にして昔の人は躾をしてくれましたね。
人は正しく知って2,000回繰り返すことで習い性となって、やっと身体が覚えるそうです。
例えば、日本間で襖や障子を開ける時は、順序があります。
先ず襖や障子の正面に正座し、声を掛けたら引き手に近い方の手で5㎝程開けたら手を下に移動した後半分だけ開け、次に反対の手で全部開きます。
面倒な順序のようですが、中の人に居ずまいを正す時間の余裕を持たせるという、気遣いと心遣いですね。
老舗で作法正しいといわれるお店は、伝統的に今でも引き継がれています。
ドアをノックしたら扉を開けて入る洋式と違い、風雅さが滲んでいますね。
(順序) ある一定の基準によって配列したり物事を行う手順の段取りなど
(順番) 順番を追って代わる代わるそのことにあたること
知っているようで実は知らない 「ものの順序」という冊子があります。
-記事の抜粋-
箸・食事・雛人形の並べ方・拝礼・墓参り・宗教別参拝・社会常識等々、他にも
興味深く面白いことばかりです。
(そば・うどん)のボタンをクリックして頂きますと励みになります。
↓