手打ち蕎麦の茹で方 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

折角の手打蕎麦なので上手に茹でてみましょう。

蕎麦屋さんには「釜前」と呼ばれる専門の職人がいるほど、大切な作業です。

 

既製品の蕎麦は(4〜5分茹でてください)という説明があるので、

ついつい茹で過ぎたりかき回したりしてしまいます。

 

でも本物の手打ち蕎麦は茹で方に注意しなければなりません。

 

(ざる蕎麦の場合)

自宅で用意できる一番大きな鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させます。

完全に沸騰したのを確かめてから、面倒でも一人前づつ優しくそばを入れます。

面倒だから、といて複数人分入れると、くっついてしまいます。

箸入れをするなら、再沸騰してから軽くほぐすだけにしましょう。

鍋に蕎麦を投入して、最初から箸でかき回してしまうのは絶対に駄目です。

理由は、折角の蕎麦が切れてしまうから。

再沸騰すれば鍋の中で麺が勝手に踊りだすので大丈夫。

鍋に蕎麦を入れてから60秒を目処に引き上げ、水でヌメリを取り、

氷水で5〜10秒ほど締め、よく水を切ってから笊に盛りつけます。

 

 

蕎麦茹でに集中して 写真が撮れませんでした。

(60秒はあっという間ですあせる

 

なので蕎麦茹でに使っている鍋だけでも見てください。

写真では小さく見えますが 10ℓも入るんですよ。

たっぷりの沸騰したお湯で茹でる!基本です。

 

 

 

 

(裏技)

第一回目のそばを茹でる時に蕎麦の肌があれないように、大さじ3杯程の打ち粉を先に鍋に入れてから茹でると、肌荒れのない滑らかな蕎麦に茹で上がります。

 

 

 

 

 

 

 

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