- を先日読みました
- 沈黙の艦隊 (1) (講談社漫画文庫)/かわぐち かいじ
- ¥777
- Amazon.co.jp
大人の漫画だよ
たぶんほとんどの人がこのタイトルで手にとらない![]()
あと、画が濃い(古い)
私も名前は知ってましたが
なんとなーく、読まずにいました
でもね
友人がもってたのをちょっと借りたら
いやー
おもしろい!!![]()
これははまります
内容がね
おっきいのさ
もぉ最初から衝撃的だよ
日本は原子力潜水艦(原潜)を持ちたいけど
世論が許さないんで、アメリカに出資して「アメリカの」ということでつくらせちゃいます
その後、この「アメリカの」原潜は演習中に日本の潜水艦と接触し、
日本の乗員とともに沈没![]()
という茶番・・・・
実際は、亡くなったとされた乗員は原潜の乗員となるために存在を消されたのです
ここまでは日本政府の筋書きなのさ
ここからが本番
この原潜の艦長となったのが主人公「海江田四郎」
この人はなんと、日本やアメリカを無視して
この一隻の原潜を国家「やまと」として独立を宣言![]()
原子力潜水艦が独立国家・・・・
なんと大胆な発想
「なにをバカな・・・・」
とか
「は?ありえねぇーつまんねぇー」
とか
意見はあるかもしれないけど
じゃあ国家ってなんだ?![]()
Wikiで調べると
法学、政治学の定義では領域、人民、権力が存在すれば成立することになる
ということで、たしかに原潜を独立国家として認める議論の余地があるんだね
しかも、他国が認めようが認めまいが
核を持っている政治団体ということで
「わしは国家として認めん!」と誰が言っても核の脅威からは逃れられません
よって、核保有「国」として接する以外ないということです
うーん
すごいね
ありえない話という一言では片付けられない
机上ではこういうことが成立しうるんです
この「ぎりぎりのリアリティー」
わくわくしませんか?![]()
ただ大胆で途方も無い話をしても、
それが現実離れしていたらわくわくはしませんよ
これはぎりぎりで現実が残ってるからおもしろい
しかもこの原潜の艦長「海江田」はね
ただ国家の元首になりたかっただけじゃないんだよ
この人は世界平和を本気で考えてるの
今現在の世界平和って何が支えているかご存知ですか?
核保有国の軍事バランスがもっとも大きな要因なんですよ
つまり、未だにお互いの軍事力の脅威でしか平和は実現していないのさ
これは人類が長年の試行錯誤の末たどり着いた結論なんだけど
やっぱり危ういバランスのもとの平和だから不安定なんだね
「海江田」艦長はこの軍事バランスによって支えられる不安定な平和をもう少し安定にしたい
ということで、彼の提案はこうです
「原子力潜水艦で何処の国にも属さない独立艦隊を形成し
核兵器を使用した国には
無条件で核ミサイルをぶち込みます
だからみんな核兵器とか使ったらだめよ
あ、おれら攻撃しようとしても潜水艦だからどこにいるかわかんないよ
超深く潜れるし」
つまり、軍事力の脅威:憎まれ役は我々が引き受けます
ってことです
こうすれば、どの国も対等に平和に国交ができるよね
実際そんな自分を捨てて、世界平和のためにのみ行動できる人間がいるのか?
という議論はまぁいいじゃない
そんな夢のない話じゃ漫画じゃないよ
漫画は夢です!![]()
話はこの海江田艦長の呼びかけに世界各国の原潜が反応し
各国政府の意向はなんのその、事実上成立してしまうのです
これが「沈黙の艦隊」!!
どう?
読みたくなったでしょ?![]()
文庫版がでているのでそちらのほうが読みやすいです
- 沈黙の艦隊 全16巻セット 講談社漫画文庫/かわぐち かいじ
- ¥12,432
- Amazon.co.jp
難しかったりするので、何度も読み返すとよいです
あと読み始めると先が気になって寝れなくなるのでご注意を
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