格闘技好きなもんで
マンガも格闘系が好きです![]()
今いちおしが「喧嘩商売」!!
- 喧嘩商売 1 (ヤングマガジンコミックス)/木多 康昭
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作者は「幕張」や「鳴くようぐいす」の木多康昭です
ご存知の方は「えっ・・・・・」って思うかもしれません![]()
上記の作品は野球漫画にもかかわらず、ほぼ野球せず
その時その時の小ネタのみ
まぁそれはそれでおもしろかったんですが
今回の「喧嘩商売」は違います!!![]()
まずストーリー、設定がしっかりしています
喧嘩をテーマにしている点で、通常の格闘技以上に
リアルな戦いが描かれています
特に顕著なのが「心理戦」
よくある格闘マンガでは「ありえない戦い」や「スポーツとしての格闘技」がほとんどです
そこで描かれる心理戦は「根性」的なものばかりです
「立て!!立つんだ!!ジョー!!!」が典型ですね
しかしこの喧嘩商売は人の「行動心理学」に基づく戦略が主体
簡単にいうと嘘やだまし討ちです![]()
たとえば,本編ではないですが,田島という日本人の話があります
田島はアメリカでボクシングのヘビー級チャンピオンとタイトルマッチを行います
しかし、田島にはチャンピオンを倒す腕力や技術はありません
勝つための唯一の方法はカウンターで倒すしかありませんでした
しかし相手は基本的にKOを狙うタイプでなく、
ジャブを当てては逃げる「負けないボクシング」をやるタイプでした
この時点で、カウンターを狙うのはほぼ不可能です
そこで田島は思考操作をしかけます
まず試合のファイトマネー交渉で一手しかけます
ファイトマネーは各自一億ドルという提示がありました
このような高額な試合にもかかわらず
田島は「買った方の総取り」の条件を提示します
つまり田島は勝つ自信を見せつけます
次に、試合では最初の数ラウンドは全く手を出さず、相手のパンチをよけ続けます
そして、ラウンドの終了ごとに「後○○ラウンド」と相手に聞こえるようにつぶやき続けます
そして「後3ラウンド」と言い残した次のラウンド
クリンチのとき
「これは八百長で○○ラウンドまでは手を出すなと言われている
手を出すとお前のスポンサーのマフィアに殺されるんだ」
といいます
もちろん嘘です![]()
そこで、相手はこう考えます
・自分のスポンサーが保険をかけている
+
・田島はこの条件を受けて試合に臨んでいる
+
・田島はファイトマネー交渉で相当な自信を見せている
この答えは・・・・
「田島は自分を倒す絶対的な秘策を持っている」
そして
「チャンスは後3ラウンドで倒さないと田島が動く」
この時点で
相手は時間的な制限と田島は強いという幻想により思考が誘導され
結果、KOを狙っていくしかなくなります
そして、まんまとひっかかった相手はカウンターでマットに沈みます![]()
どうですか?
ずるいですよね?
汚いですよね?
でも実は様々な場面で田島は勝利のために相手以上に本気で戦っているのです
リングの上だけではないのです
そこが「喧嘩」ですね![]()
喧嘩商売の見どころはこれだけじゃありません
すごい技が数々登場します
基本的に技の説明に、それぞれ医学的や心理学的な根拠が描かれていたりして
わかりやすく、そして本当っぽくてその世界に入り込みやすい
特におもしろいのが
「煉獄」!!![]()
- 喧嘩商売 9 (ヤングマガジンコミックス)/木多 康昭
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これ、著者が考えたのでしょうか?
だとしたら、そうとう賢いです
実際できるかどうかは知りませんが、コンセプトが斬新で
理論上は可能ではないか?と思わせます
ここではあえて「煉獄」について説明しません
ぜひ立ち読みでもいいんで読んでいただきたい
まだ完結していませんが、おすすめです!!
あっ・・・・ただ序盤は結構くだらない(面白いけど)話がつづきますが
我慢して読み進んでください
「工藤優作」がでてきたら、そこからどんどんおもしろくなりますよ
- 喧嘩商売 11 (ヤングマガジンコミックス)/木多 康昭
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それでは、このへんで
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