大劇場は暑かった。
今日はあーさLOVEな姪っ子3号を連れて。
夢々しい雪組と、現実を突き付けてくるような星組。95期のならびの異世界感がすごい。
記念写真を撮りましょうかと姪っ子に言うと、美しすぎる人の前には立てないとの返答。そーかそーか。
お花はもっとトリコロールっぽくしてくるかと思った。
もうみんなベルばらを履修済みありきの演出は、間延びもせずスパスパすすむ。
あちこちにある型を見事に組み合わせて、古典をきちんと見せてくれる。
お人形が登場したかのような美しさに息を何度も飲んで、
咲ちゃん足が5メートルある!「行けフェルゼン」でわき起きる拍手とともに再確認。
あーさLOVE姪っ子大満足の麗しいオスカル様。。オペラで追っかけ、退場&暗転したら熱い溜息。
アンドレの気持ちをフェルゼンからのお手紙で知るにぶちんは新解釈だったなあ。
はばまいちゃんのジャンヌ、さいこーう。悪い女はこうでなくっちゃ!ほくろと言い、Vのやきごてあとといい、舞台にいてくれて楽しかった。
ゆずちょー!美しいゆずちょーがあぁんな物言い、最高!
ハッチさんは出てくるだけで場が締まる。かっちょいーい。
叶ゆうり氏があちこちでバイトする。
そのたびに目をドンブリにして探し回りオペラで追いかけ、もうたいへん。
フランスの舞踏会にいたかと思えばスウェーデンの王宮にいる。うかうかしてたら赤い帽子をかぶった革命の市民、コンコルド広場でギロチンのそばにいるウラジミール、シトワイヤンとして鎌をふるう。
フィナーレの一挙手一投足が雪男としてピタリとはまって美しい。だめだ、わたしは叶先輩から目が離せない。
牢獄の場面でお人形差し出すゆうちゃんさんからの赤いマントの裏地からの断頭台で、声も出せず滂沱の涙をひたすらたれこぼした後の赤いロケット、
咲ちゃんノンストップショータイム、
そしてフィナーレで鼻血が出るかと思った。
席の真後ろをあーさが通り、姪っ子は息もできず、目は見開いたまま大興奮。
「お話がぜんぶふっとんでしまった。。触れる距離をあーさが歩くなんて。シャンシャン持ってなかったら、ハイタッチとかしてくれたのかなあ、、いやいやそれやられたらしんじゃうしー」
また一緒にあーさを観にこようね。
咲ちゃん、あーさ、夢白ちゃん、千秋楽までがんばって!
宝塚わが心の故郷
いつか夢に見し うるわしのパラダイス
今その夢を思いぬ ここに来て
宝塚わが心の故郷 なにゆえ人はかくは呼べる
美し園はあまたあれど なにゆえ人はなれにのみあこがる