みりおんのリンと、春風さんの湯婆婆がみたかったので、今日の大阪初日チケットがとれて本当に良かった。チケットの神様ありがとう!
ストーリーは映画に「ほぼ」正しい。
タイミングもセリフも全部おぼえるほどBD見てるので、もうどのように表現してくれるのかが楽しみで楽しみで。
こんな風に見せるんだー。すごい!
梅芸のオケピにあたる座席をつぶして、2つ(かな?)すっぽんつくってるようだった。まさかのお父さんとお母さんの車内はそこから。銭婆婆の登場も。
オケピ自体は舞台中二階。生オケ!
よく合わせられるよね、あんなに細かいタイミングなのに。
NHKで放送したメイキングを見たときは想像しかできなかったけど、実際に動いているのを見ると心底驚いて感動した。
初演を見た方からご不満があったようにも聞いたけど、比較なんかしないで素直に今をたのしめてよかった。
みりおんが、本当にママでリンだった。みりおん最高!
アニメの声優さんは録音時期が少し空いたので後半は宮崎監督にNGをたくさんだされたそうだけど。
春風さんの湯婆婆&銭婆婆、夏木マリさんの原点にものすごく近い声でびっくりした。あんな大きなわっかのドレスなのにアニメのようにひょいひょい動く。大きな鳥に化けるのも、もどるのも、火炎を吐いてハクに迫るのも、舞台演出家の頭の中はどうなってるんだ。
小さな点も残らず原作に沿っていて、たとえばそれは電車の乗客。
沼の底のランタンの精、その動き。
沼の底のランタンの精はどなたですか?!!
原作でもランタンの精好きで、それがあんなにかっこよく踊るなんて、凄すぎる。 白い足先、ぴーぷー鳴る足、お行儀の良いランタンの精、素敵!!
ハクが迎えに来て、からのフライング、すごいリフト、「あなたの本当の名は…」でこらえきれずに泣く。
映画のエンディングで流れた主題歌は舞台では出ず、最後の最後、1%だけ原作と違う。そこが、イイ、あれで、イイ。
ああたのしかった。
フィナーレでこらえきれず1/4くらいの客席が既にスタンディング。カテコで総立ち。拍手と歓声と指笛。ああたのしかった。
かなしみはかぞえきれないけれど、その向こうできっとあなたにあえる