昨夜の豪雨でどうなったか心配だったけど、綺麗にほころんでいる花のみちの桜。
今年も美しく咲いた。
ちょっと曇天だけど、凍えるような寒さはないし、急いで劇場へ向かうと汗が出るくらい。
バウホール入り口にはかちゃが貼ってある。
新しい「110周年用」の赤いポスターが目に染みるくらい紅い。
大劇場につくとまずは腹ごしらえ。
ラ・ロンドの落ち着いた雰囲気が好き。
モーニングに紅茶をいただいて、おなかも満足、体調はばっちり!
キャトルレーヴのショーウインドウの中でれいこさんが美しい。
正塚先生のりんきらの使い方がいつも面白いのに、休演なのは本当に残念だ、、早く良くなってください。
改札でピクチャーチケットを発券してもらい、さあいざ。
センターブロックの見えやすいお席をありがとう友会!!
席にすわってさあさあ開演と待っていたら、横の上手通路を背の高い細い二人がすっと通る、、。。マィティーとせおっち!ぎゃーー麗しきかな95期!ありがとうチケットの神様!!
初舞台生口上で初々しさにぐっと来たところで、れいこさんのアナウンス。
ホラーチックなラブコメディ、、に思えたんだけど本当にそうなのかな。
かっこいいのかヘタレなのかすっとぼけなのかれいこさんがきれいなのはわかった。くらげは美しい。
ちなつとの芝居の最中、頭に付けた機械をとるときに鬘かヘッドセットにからまってしまい、セリフを続けながら二人して取りはずすのをちょっとひやひや、でもニヤニヤしながら見る。
さおたさんさおたさんさーおーたーさーん!!叫ぶさおたさん怒るさおたさん怒鳴るさおたさんを見れてうれしい。
りんきら代役の佳城葵の芝居がうまい!
見どころがほとんどないおだちん…立ち位置がいまいちわからんのは「いつも」の彼の役どころだから仕方ないのか。
みちるちゃんとあみちゃんの姉弟、天応の門のときの二人もそうだったけど、独特の雰囲気を出すのが本当にうまい。今回はコメディ担当。みちるちゃんがんばれ。
てか、月組本当に芝居がうまいなあ。。
セリがばんばか上下し、盆がぐるぐるまわり、背景映像も吊り物もふんだんに使ったよく動く舞台。
セリを腰高くらい落ちたところで止めて、発掘作業に使ったのはすんごくびっくりした。こんな使い方あるんだ!芝居がうまい(何度でもいう)
結局これは夢オチなんだろうか??れいこくらげが美しいからいっか。
この幕をはじめ、随所に美しい映像をちりばめ、大変豪華なショー。
徹頭徹尾美しかった。
まさに「タカラヅカ」を見ました!!ってショー。
くらげが、、、超かっこいいよー
ちなつの足は5メートルある。
客席降りですぐ近くに金の粉をまき散らすようにきらめくジェンヌさんたちが飛んでくる、歌う、踊る、ハイタッチしていく、、夢だ、これは夢だ!!
「荒城の月」のれいこさんをずっと見ていたい。
(4番のラスト、「ああ荒城の夜半の月」、、までやってくれたら、、というのは夢でした。そこまではなかった、、残念)
れいこさんセンターの正統派黒燕尾の群舞を見れて幸せ。
うっとりするデュエダン、ほんっとうに美しい。きれいだ、ひたすらきれい、言葉を失うくらいきれい。れいこくらげのトップコンビは優雅で気品があってアダルトで、ずっと見ていたい。
白い3人を真ん中に、大階段に初舞台生がひしめき、豪華で優雅な夢のショーのフィナーレまで、麗しい夢の世界にどっぷりとつかる。ああしあわせ。
するすると緞帳が降り、はっと我に返って、、うそーん、まだまだ見たいーずっと見たい。
万華鏡百景色やヴィオレトピアも独創的で好きだけど、こんな王道タカラヅカショーは麻薬だ。中毒者に与えたらむさぼるにきまってるじゃないか。
美の暴力でさんざん打たれて息も絶え絶え。ああ、もっとくれ~~。
初舞台ロケットはいつも泣いてしまう。まだむちむちした足をあんなに高く上げ、激しい振付、当然緊張はMAXだろう、どうか事故なく怪我なく健康で乗り切ってほしい。
今回の衣装がすごくツボで、かわいくてきれいで、大好き!
ああ、たのしかった!
大劇場前の大きな八重桜は、昨年もろくなったとかで根元から刈られてしまった。新しく植えられたひょろひょろの苗木、大きく美しくなっておくれ。
お天気良いから、西北まわりで帰ろう。
ああ絶景かな絶景かな。

















