神々の土地、いろいろな感情のオンナたち(4)皇女オリガの場合 | お蕎麦と昆布のいる暮らし

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こちらはMomohouseです。
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日常やまわりのできごと
できたことできなかったこと
日々是好日♪

大劇場宙組講演・神々の土地、ヒロインはうららイリナとまどかオリガのダブル設定です。が、どうみてもうららイリナに軍配が上がる。匂いたつ美貌、大人の雰囲気。

けなげに頑張るまどか、、ってとこですが、研4にして次回作から娘1になるだけの実力はさすがです。

ナウオンでまぁさまが「オリガの成長物語」と言っておられましたが、まさにその通り。

弟妹の面倒を見て、母親の決めた世界に閉じこもり母親の言うことだけを信じて生きてきた少女が、父の若い従兄が同じ屋根の下に住むことになり、彼から新しい世界を教えてもらう。言われたら言い返す、そのお作法も教えてくれる頼りになるカッコいいお兄さん、、恋に落ちる条件をばっちり揃えてきている。

冒険もあってついて行った先で聴いた陰謀、その場を取り繕うあわてた声音、どんどん性格が変わって物事を理解していくさま、素敵な彼が美貌の叔母と旧知の仲でそして美しくダンスをする、、それを見る心情の表現が見事です。

口から皮肉しかでないせーこジナイーダが「どうしたのオリガ、ぼんやりして」と、キョーレツなのを放つのもすごいけど。

 

史実では彼女たち姉妹は一個連隊の隊長の位を与えられていました。規律正しく整列、からの練習を率いるのが大好きだったそうです。このお衣装はそれをモチーフにしているのかな。。室内ではちょっと変。

 

情勢のことをわずかながら理解したうえで彼女は父母を選びます。そしてりんきらアレクサンドラに意見することまで。

りんきらアレクサンドラの深い悲しみも理解するから、「ママ、、わたしはママを愛しているわ」と、母親によりそい、地獄の先までも一緒にいることを誓ってしまう、、この場面はいつも二人に泣かされっぱなし。。

繰り人形を卒業したさきが、この結末とは本当に哀れです。

(この時、オリガに入り込みすぎて、舞台裏でしゃくりあげて泣いている、と聞きました。)

 

2日めから比べてどんどんお芝居も深くなっているように見えます。

歌もうまいのに、お芝居のナンバーは短いのが1つだけ。そのぶんお芝居に集中できているのかもしれません。

 

まだまだ楽しめそうですね。

 

昨日はマチソワとも何がありました。

11時公演ではこことか

 

15時公演ではこことか。。

 

今日は13時公演だけで明日は休演日ですから、なんとか今日を乗り切ってほしいです(特にまぁさま)