翌日、店長と話し合った結果、
お客さんや他のスタッフに呼ばれた時以外はレジにいることに。
つまり、売り場には出れないということ。
コレ、相当モチベーションダウン・・・。
しかも、普段あんまりレジにいないから、
レジスタッフの中でも浮いてるし・・・。
とりあえず1日が終わって、帰宅して、
もう、明日から出社拒否になりそう・・・・・。
溜息しか出てこない・・・。
こんな時には・・・
声が聞きたくなる・・・
誰の?
わかんない・・・
とにかく、隆史の携帯に電話してみる。
「留守番電話に接続します」
まだ仕事中か・・・。
さらに落ち込む。
そうだ、浩介にメールしてみよう。
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今日から私、レジになっちゃった
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そしたら、メール送信して1分もしないうちに、
浩介から電話がきた。
「大丈夫?」
私がかなり落ち込んでるのがわかったみたい。
「・・・・あんまし大丈夫じゃない・・・かも・・・」
自分でも驚くぐらい、ものすごく暗い声。
「だよね・・・あ!そうだ!」
「??」
「あのさ、玲奈ちゃん、次の休みはいつ??」
「明後日だけど??」
「あのさ・・・
もしよかったら、どっか行かない??」
「え!?」
「気分転換にさーー!!
どっか行きたいところないの??」
「行きたいところ?」
「行きたいところ、どこでも付き合うよ!」
「・・・そうだなぁ・・・」
しばらく考えて、私が出した答えは・・・
「・・・水族館・・・に行きたい」
「よし!じゃあ、決まりね!」
それが、浩介とのはじめてのデートになった。