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イスラエル ユダヤ教とイスラム教とキリスト教

イスラエル軍がガザ地区に地上軍を投入しました

イスラエルは常に闘ってますが
また混乱しそうです

この問題は、
あらゆる国の政治的な思惑、宗教、歴史、感情
が複雑に絡み合っていて
容易に解決できるものではありません

諦めるわけではないですが、数千年の歴史があるわけで、
その辺を考えると、気が遠くなりそうです


ちなみに、よく知られているとおり
ユダヤ教もイスラム教もキリスト教も、
イスラエルの首都、エルサレムを聖地としています

誤解を恐れずに簡単にいうと、
この三つの宗教は『旧約聖書』を共通の聖典にしています

『旧約聖書』と『タルムード』がユダヤ教
『旧約聖書』と『新約聖書』がキリスト教
『旧約聖書』と『コーラン』がイスラム教
と考えるとわかりやすいです

それぞれの解釈のちがい(誤訳!?)が、その考え方を分けているだけなんです

もういちどマホメット(ムハンマド)とイエス・キリストが降臨してきて
話し合いをしてくれれば早いんですけどね


この問題を解決するにはどうしたらいいんでしょう?

いずれにしても、
現実的な解決をするために、双方武力行使をやめるというのが早いのでしょう

憎しみの連鎖はどこかで強制的に断ち切るしかありません

一神教どうしの宗教対立は創始者が出てきてくれないとどうしようもないです


日本としては、問題解決のために武力行使はいかん!
と断固とした強いメッセージを出すべきです



正月

現在新幹線です

新幹線乗るとなぜか昔からテンション上がります
箱根駅伝のルートを30分でかけぬけました

今日は天気いいんで富士山も綺麗に見えます





孫子の兵法について

書店にいくと孫子の兵法についての本がたくさん出ています

最近はまたいっぱい出ています

それらを全部読んだわけではないのであれですが、
たいてい枝葉の部分、興味を引きやすい点に重点を置いているんで、
逆に勘違いすると思います

危ないというか


私の考えるもっとも大事な勘どころを書いてみます

いきなり私なりの答えですが、読んだことのない人は参考にしてください


レッドクリフという映画、
三国志の映画ですが、
これを見た人はイメージがわくと思います

呉の孫権が曹操の書簡を手にして、
戦うか降伏するかを悩んでいるシーンです

味方は10万も無い軍勢のところ、降伏しなければ100万の軍で攻めてくると脅してくるんです

あのシーン、孫権は先祖代々の位牌がおいてある廟にこもります

中国人は伝統的に困ったときにはあの廟で悩みます

そして、先祖代々続いてきた血を、絶やしてしまうことにならないか、
自分の子孫にたいしても申し訳ないことにならないか
それを必死で悩みます

孫権も戦うとなれば、勝たなければ一族郎党皆殺しです

ものすごい悩んだはずです

勝算はあるのか

ないのか

負けたらどうなるか


あの決断がいいか悪いかは別として、
孫子の兵法においてもっとも大事なのは
あの廟にこもって真剣に悩むということです

戦争をして、勝算はあるのか、ないのか
先祖と子孫のいる場で、
真剣に悩む

これです

そして、

孫子曰く、
勝算がなければたたかわない

このプロセスを踏まえた上で、どうやって戦争をするか、
それを回避するかという枝葉の方法論に入っていきます


このことを理解していないで孫子を語るのは
生兵法です

かなり危険です


旧日本軍が廟にこもって真剣に悩んでいれば
太平洋戦争は回避できたはずです
優秀な軍人であれば必ず読んでいたはずですし

ブッシュ大統領がイラク戦争を始める際、廟で悩んだか?
おそらく悩んでいないでしょう

真剣に悩んでも間違うのに
真剣に悩まなかったら必ず間違うと思います


戦争だけではなく、経営においてもある程度同じことがいえなくもないでしょうか

科学的に考えるとは

科学的に考えることについての持論


科学って何でしょうか?

現代は科学技術が発展しているとかよくいいますよね

これがわかっていない人は科学的ではないといえます

宗教とか感情論とか同じになってしまいます


語弊を恐れずに簡単にいうと、
一定の事柄を何度も実験・研究をして、その結果を体系化して一般法則にしてやることです
そしてそれを応用するということです

だから、科学的に考えるという場合、
その目的、事実、それにまつわるデータ、がなければなければいけません

それがなければ実験・研究できないので、法則性を導き出せないからです


これらのプロセスを経ていない議論は、科学的ではありません


これは別に自然科学だけにはとどまりません

会社の経営、内部の行動なども同様です

少なくともこれらのプロセスは必要になります

データとその論証のプロセスがしっかりしている、
だから説得力が出てきます


根性論や感情論を否定することはしませんが
これは全く別の次元です

科学的なプロセスを経ないで、いきなり根性論や感情論、宗教論を持ち出すから
真の答えが見つからないのではないでしょうか


昨日かいた議論の話にもつながってきますが、
この姿勢、習慣が大事なんだとおもいます

この科学的思考を持っていることが大前提で、
データの集め方、
ポイントの押さえ方、
そもそもの問題提起の立て方、
などのセンス、スキルの向上が大事になってくると思います

不況の実感2

私の高校時代の友人がある半導体メーカーに勤めていますが

ここでも不況の嵐は来ています

12月の頭から休みだそうです

そして、今年からは週休3日

(大晦日まで出勤している状況からみたらちょっとうらやましい面もありますが・・・微妙ですね)


彼は派遣社員でも、単純労働者でもありません

アメリカの某有名大学院出の優秀な人材です

それでもその状況です


半導体の状況も著しくわるいとのことです

明日浜松に帰るんでじっくり話を聞いてきます