今回の試合で俺は残念ながら粟生の限界を悟った。粟生死ね!あんな試合やる位なら潔く殴り合って散ってみろ。
粟生隆寛。史上初の高校六冠に輝いた天才だ。左が秀逸な選手で、最近はボディ打ちも国内屈指となりつつある存在だ。
ところが、試合は完全にアマチュアボクシングだっだ。もともとアマ出身者に多いがアマはその殆どが判定のため採点を意識した試合が必然的に多い。
オープンスコアリングも粟生に災いした。八回の時点でリードしていたので判定が頭をよぎったのだ。なまじテクニックがある故にボスキエロのような選手相手に逃げ切れると思ったのだろう。
俺が弱い選手に推奨する戦い方がある。ガードを固め頭から突っ込んでいく戦法だ。ダーティーだろうとかっこ悪くてもプロの世界はゼロサムゲームだ。
これが案外有効で、今年に入ってからもファンマがサリドにやられ、バスケスJrがアルセにやられた例がある。二人とも無敗のチャンピオンだったのに。
そうだ。ボクシングは死に物狂いなのだ。俺は今回のボスキエロに感銘を受けた。俺の採点でも113対115でボスキエロ優勢だ。
粟生の弱点はその地頭の悪さだ。解説などを聞いていれば西岡との頭の差は歴然だ。ボクシング脳が悪いのだ。あれだけの才能を持ちながら頭が悪いばかりに自ら悪い流れにしてしまい、またそれを改善することも出来ない。
ボクシング人生が順風満帆だっただけに西岡みたいな苦労人とは考えの深さが違うのだろう。残念ながら粟生は勝ったり負けたりで終わる選手だ。頭が悪いなら悪いなりに具志堅やガッツみたいな気合で戦ってみろ。苦労しながら本当に強いチャンピオンになる選手もいる。粟生の今までの苦労など屁みたいものだ。次戦や近いうちに粟生は手痛い負けを喫するはずだ。粟生の飛躍はそこからだ。
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