HHKB Professional HYBRID Type-Sの英語配列を使ってもうすぐ1週間が経ちます。

 

 

写真上:英語配列、写真下:日本語配列

 

3年以上使い続けてきた日本語配列なので、完全に打ち慣れていて使いやすく、かつ全角半角の切り替えも変換/無変換キーに割り当ててるので、とにかく入力しやすいキーボードです。

 

恐らくこの先英語配列をどんなに使い慣れても、日本語としての文章を打ち込む限り、日本語配列モデルの方が確実に有利であり、方向キーが独立していることからも、入力時の利便性を英語配列が上回ることはないでしょう。

 

 

英語配列の方が

 

・Enterキーがホームポジションから近い

・記号の配置が合理的で使いやすい

・BackSpaceキーがホームポジションから近い

・見た目がスタイリッシュ

・Zキーのある横列のキー配置が標準モデルに準拠している

 (日本語配列モデルは若干左にずれている)

 

などのようなメリットが挙げられるんですが、実はどれも入力作業において、日本語配列モデルに対してそれほど有利に働くものでもありません。

 

とても些細な要素ばかりなんです。

 

 

キーボードの役割は入力作業なので、ここに特化した強いメリットがあってこそ意味があります。

英語配列キーボードは、日本語の文章を打ち込む場合においては、日本語配列モデルを上回るメリットは正直皆無です。

 

 

ましてHHKBの場合は独立の方向キーはないわけで、入力した後の文章の修正などをする際にもカーソルの移動がワンクッション手間をかけさせられるわけです。

 

そうなると、英語配列って何がいいんだよ?という話になってしまうんですが……

 

本当に、何がいいんだろう?

改めてそう思ってしまった。

 

 

ボクの場合、仕事でプログラムコードを書くことも多いので、記号配置が合理的である点は、一般事務のお仕事されている人よりかはメリットを受けられる身ではあるのだけど、既に日本語配列でも記号の打ち込みに十分慣れきっているので、もはや英語配列だから滅茶苦茶嬉しいってほどでもないのです。

 

因みに英文はほとんど打つことがないので、スペースキーが横長であることはそれほどメリットでもないです。

何もこんなに横長じゃなくてもいいのにとすら思う……その分、もう2個くらいキー増やして良くない?とか。

 

 

HHKBにおいて、独立した方向キーの有無に触れなければ、ボクは英語配列でも日本語配列でもどちらもすんなり使える自覚があります。

 

なので、今のところ手持ちのHHKBにおいてどちらを使うかは正に気分次第で良いのですが、PCの設定で一度英語配列のキーレイアウトに設定してしまうと、変えるのにいちいち再起動を必要とするので、コロコロ変えながらの運用はしないだろうな。

 

この前、英語配列に簡単に切り替えられる方法を見つけたと思ったんだけど、あれは言語を切り替えてしまう方法だったので、日本語が入力出来なくなるという本末転倒な方法でした。

 

 

掲題に対して、ボク自身の結論は今のところ出せていないのだけど、さすがにまだ1週間程度しか英語配列を使ってないので、もっともっと使い込んだ時、どう思うかはまた綴ってみたいと思う。

 

 

では、自分以外の人がHHKBを買おうと思っている場合に、日本語配列と英語配列のどちらを勧めるか?というと……

 

いつも使ってるキーボードレイアウトと同じものを選ぶことをお勧めします。

 

それか、やはり最大の特徴である独立した方向キーの有無というものがあるので、英語配列モデルについてはFnキーを押しながらのカーソル移動が許容出来るのかどうかがカギです。

 

もし、HHKBと同時に外付けのテンキーを使うなどして、そちらでカーソルを操作するからいいんだ、といった人ならば英語配列モデルでも最初からいつも通りにやっていけそうな気がします。

 

そういう意味では、ボクの場合別売りの方向キーだけのキーボードがあったら買ってしまいそうです。

ただ、その場合はHHKBの右側に配置するだろうから、そうするとマウスとの距離も遠くなるわけだし、それはそれでどうなんだろ?という感じ。

でも、試してみるのも面白そうです。

 

 

でもやっぱり英語配列モデルのHHKBを純粋に使いこなしたいですね。

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