Logcool Gの製品を買ったら大抵はG HUBを利用してカスタマイズしたりすると思います。

 

ボクはつい先日購入したG502 HEROを仕事でも使えるようにと、ボタン割り当てをあれこれと考えて設定し、それを仕事用のPCでも使えるようにオンボードメモリを活用としたのです。

 

ところが、どうしてもうまくいかず滅茶苦茶苦戦したことがあったのでここに綴っておこうと思う。

 

 

先に結論を述べると、G502 HEROのボタン割り当てに

 

Ctrl

Shift

 

を指定した場合、これらはオンボードメモリでは反映させられないことが分かりました。

オンボードメモリモードでなければ問題なく機能します。

 

 

1.Ctrlキー

ボクはPCの設定で、Ctrlキーが押されたらマウスポインタの位置が分かるようにしています。

なので、これ自体をマウス側で操作出来ればマウスだけで完結すると思い、Ctrlキーを設定しようと思ったのですが、これがダメでした。

 

2.Shiftキー

Windows11になって、右クリックメニューの仕様が変わったよね?

これのせいで、仕事でよく使うWinMergeとかTortoiseSVNなんかのコンテクストメニューが右クリック一発で出ないんです。

しかし、Shiftキーを押しながら右クリックすれば出せるんですよ。

なので、これもマウスだけで完結できるよう、Shiftキーを割り当てたかったのですが、これまたダメでした。

 

 

この2つのキーが割り当てられないのは結構痛いんだよな……と思い、どうにかならんのかと、何度もオンボードメモリに書き込んでみたり、マクロ機能を使ったら割り当てられるのかとか試したんだけど、どうにもならないことが分かり、ものすごくガッカリしました。

 

 

で、なんで出来ないのか?というのは、明確にはなっていないのだけど、ネットなんかで調べてみると、似たような想いをした人はいらっしゃるようで、何やらG502 HEROというのはG HUBがリリースされる前の商品だから、一部対応しきれない部分があるんだとか……

古いモデルはG HUBではなく、旧アプリを使用して設定せよ的なことも。

 

なるほど、見た目上は対応しているような雰囲気出しておいて、完全対応するのはG HUBがリリースされて以降に発売された商品だけなのかよ、と。

 

たしかに、割と新しいG304は、CtrlキーもShiftキーもばっちりオンボードメモリで動作しました。

そういうことね……

 

しかし、旧アプリでしか対応させられないなんて面倒くさすぎる!

 

 

ボクは、とにかく色々考えを巡らせました。

 

そしてようやく1つの解にたどり着きました。

 

 

ボクが出した答えとは……

 

1.Ctrlキー

マクロ機能を使って 右Ctrlキー を用意し、これを割り当てました。

なんと、通常用意されているCtrlはダメでしたが、右Ctrlなら無事機能しました。

これでCtrlについては解決!

 

2.Shiftキー

残念ながらShiftについては右Shiftでもダメでした。

しかし、Shift+右クリックがしたいだけなので、実はアプリケーションキーが対応することを思い出しました。

アプリケーションキーとは、キーボード右下の方にあるポップアップメニューをアイコン化したようなキーですね。

G913TKLだと右Ctrlの左隣にあります。

これをマクロ機能で登録し、それを割り当てました。

この方法だと、マウスポインタの場所からポップアップメニューは表示しないものの、あくまで表示位置が異なるだけでやりたいことは実現できます。

 

 

これらの対応によって、無事、やりたいことが出来る状態になりました。

 

 

でも、本当ならG HUBをアップデートしてもらって、理想のキー割り当てをしたいものです。

 

G502 HEROを使ってる人はそれなりにはいると思うので、もしかしたらボクと同じような思いをした人はいくらかいらっしゃるんじゃなかろうか?

 

こういう細かい話だといちいちサポートしてもらうのも何だかなって感じで、とりあえず自己解決したんだけど、やっぱG HUB自体をちゃんと機能するようにして欲しいよなぁ~