高市総理の発言で台湾海峡が騒がしい。ついに永年の悲願である台湾統一へ向けて習近平が本格的に動き出した。エコノミストのエミン・ユルマズさんは台湾を米国は手放さないと言っていましたが、私はトランプ大統領は旧アチソン・ライン(中国での第一列島線)まで後退、つまり韓国と台湾の両方か、少なくとも台湾は見放すつもりがあるのだと考えます。その根拠は、まず軍事費の増大による財政悪化(ベトナム戦争の再来)、さらに北朝鮮や中国などの核保有国との直接対決を避ける為(キューバ危機の悪夢)、そして米国は領土的野心をもっていないので(小笠原沖縄返還)、シーレーンの確保(中国とのディール)が出来れば、多少の防衛ラインの後退は気にしないのではないか、元々アチソン・ラインは韓国台湾は除外されていたのだから、習近平はトランプ任期中に台湾併合(米国とのディール)をやる気満々だろう。日本の戦略としては、なんとしても米国にコミットしてもらわなければ台湾防衛はできない、そういう意味では今度の高市総理の発言は、米国及び世界の関心を引く為と考えれば、この炎上は評価できます。日本の場合は米国と違って近隣の台湾が中共の手に落ちれば尖閣はもちろん、次は先島沖縄諸島が落とされる脅威が高まるので引くに、引けないでしょう。しかもアメリカは最初、尖閣諸島は日米安保の対象外としてたのを、しつこく何度も交渉の場で言質をとってきた(あくまで口だけだが)前例がある。日本単独での武力行使ができない(台湾は国家ではない)以上、米国を参戦させるしか日本がコミットすることができない高市総理は、したたかな戦略を持ってどうすれば米国がコミットメントするのかを考えての発言(アメリカは迷惑だろうが)だと思います。まさにチャーチル首相がルーズベルト大統領を対日参戦させようと画策したように、日本のサッチャーである高市首相はトランプ大統領を台湾有事に参戦させることができるか?歴史は繰り返すのか?見物である。