■1028
今日面白い本買いました。
『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち』 青月社刊
今年の秋に発刊された本です。
“今回は大本命!?”と言われていた春樹先生受賞を先物買いして仕掛けたみたいな本ですが、その内容はなかなかのもの。かなりのレベルですゾ。
月初でしたか、今年のノーベル文学賞が発表され、春樹先生が落選した文章をここで書いたわけですが、その時わたし自身が思う“獲るべき作家”として、二人の作家を挙げてました。
ミラン・クンデラ(仏)とジョイス・キャロルオーツ(米)です。
今日夕方、フラッと入った書店でこの本をパラパラめくってたら、この二人の名前が飛び込んできて、、、
あッ、オレやっぱ目ェいいじゃん!
と、いっぱしの読書家を気取ってる身としては、何かその慧眼が公に肯定されたような気になって、「猿もおだてりゃ木に登る」式にバッチリはまってしまって、それはそれは気分を良くしてお買い上げになったわけです。
もちろんそれら作家たちに対してどんなことが書かれてあるのかに一番興味があったのは言うまでもないことですよ。もちろんね。
他の作家ではトマス・ピンチョンとかドン・デリーロとかフィリップ・ロス、コーマック・マッカーシーなんかがいて、彼らの本も何冊か読んで注目しているだけに、ほとほと納得した次第でした。
ただポール・オースターやカズオ・イシグロなんかも載っていて、それはちょっと違うんじゃない? なんて思ったりもして・・・
これまで受賞した作家の一番多い使用言語ってやっぱり英語なんだけど(27人!)、実はアメリカの作家は93年にトニ・モリスンが受賞して以来、もう20年以上も受賞者を出していない。
こんなことも歴代受賞者一覧が巻末に載ってあるから一発でわかるんですね、この本。
この一覧を眺めてると、アノ日・アノ時の受賞が思い出されてきます。一番印象的なのが、ガブリエル・ガルシア・マルケスがあの「百年の孤独」で受賞した82年。
その受賞から遥か時を経て、小説世界に目覚めることとなったわたしは、遅ればせながら百年の孤独を読み、衝撃を受け、
マルケスこの作品で獲ったんだぁ・・・・・ 熱い気持ちでしみじみと、本当に本当に、、、
よかったなぁ、マルケス・・・・・
そう思ったのでした。そんなことを先ほど思い出したりしました。
アウレリャーノ・ブエンディーア大佐は、わたしの読書人生の中で、最も有名な登場人物、主人公の一人です。
未来のノーベル文学賞作家を世界から探知、予測する選者たちは日本を代表する全国有名大学の文学部教授。その内容も、それぞれがそれぞれの作家への思い入れが濃くでていて、なかなか熱のこもったいい文章が提出されてます。
同じ国、同じ言語の作家、評論家たちのコメントも多数載っていて、その作家がその国でどんな評価を受けているのかもしっかり書かれてあってそちらも秀逸。どこかのTV番組みたいに「へえ~」「へえ~」「へえ~」って感じ。
日本の大学教授たちが、狙いを定めた作家たちを日頃からしっかり追跡、分析していることがこの本を読んでよくわかりました。教授連中、意外なほどさぼってません。
まぁでも、読書好きにはホント楽しめる本です。読む本がみつからなくて、なんてボヤいてる人にも、読書案内として最良の本だと思います。
■1029
ギリギリの戦いでした。
延長10回裏。守護神オ・スンファンが中村に打たれホークスが3勝目。ついに日本一に王手です。
追い込まれてしまった我がタイガース・・・・・
でも勝負は終わってません。明日があるんです。
今回のシリーズはホントいい予感がしてるんです。タイガースに。
やってくれると思います。信じましょう。タイガース頑張れ!









