義父(要介護2)の生活は、
16:00に風呂が沸き、ひとりで入浴。
風呂上がりに、ノンアルコールビールを一杯。
17:00にご飯が出てくるのを待つ。
この記事はちょうど一か月前。
昨日16:20、おかずを食べていた義父がいた。
「ご飯は50分にならないと炊けないんだから、食べないでよ!」
「目の前に並んでいたら、食べちゃうよねぇ」
「えー」
「義父は悪くないよ」
「だってー、この人のせっかちに巻き込まれちゃって、もう出来ちゃったのよ」
義父のせいですか~
義母がうつ気味で、夕飯という大仕事をサッサと終えてしまいたいゆえの、行動でしょ?
確かに、義父はせっかちで、「早くしろ」が口癖で、
そんな義父に長年、従ってきたせいか、義父を待たせることが出来ない。
4時にお風呂なのも、5時に夕飯なのも、
やることのない義父に急かされ続け、待たせられなかった義母が動いて、定着した時間だ。
「近頃は、義父に待っててね、っていったら、待ってくれるじゃない」
「だって、リビングと自室をグルグル、行ったり来たりして、落ち着かないのよ」
それが、義父の待ち方なんだから、仕方ない。
「わかるよ、夕飯っていう大仕事を早く終えたい義母の気持ちは」
「そうなのよ」
「4:30過ぎてから、炒め物を始めても、間に合うよね?」
「あははは」
「じゃあ、早く炒めちゃったおかずをフライパンに入れたままにしておけば?」
「だってー」
「じゃあ、食べられても、文句言えないね」
認知症介護においては、相手を否定しないで受け入れたほうがいい。
わかってるけど、時々、ツッコミ入れても、いいよね
だって、箸まで並んでたら、おかずを食べ始めた義父は、悪くないじゃん