10月28日(日)から、世界17か国の35歳以上のラガーマンとその家族約2400名が福岡を訪れる「2012 ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバル福岡」が始まり、11月4日(日)まで試合や歓迎パーティ、ラグビー教室、市民との交流イベントなどが開催されています。みなさんも街なかで海外のがっちりした身体の方を見かけたりしませんでしたか?

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 福岡市では成長戦略として観光コンベンションを柱に据えており、国際コンベンションは東京都に次いで全国第2位です。しかし、激しい都市間競争の中で勝ち残っていくためには、今のうちからおもてなし環境を整備して、他の都市に負けない福岡の魅力をアピールしていく必要があります。


 そこで、今年から、コンベンションシティとしての魅力を向上するため、様々なチャレンジを始めています。例えば、ゴールデンオールディーズを歓迎するために、開会式の後、市民の皆さんのご協力のもと、大会参加の選手・家族に天神から舞鶴公園まで明治通りをパレードして頂きました。

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またこれまでほとんど使っていなかった福岡城跡でウェルカムパーティを開催しました。日常ではあり得ない車道からの街並みを楽しみ、石垣や櫓(やぐら)など歴史を感じられる福岡城跡で琴や尺八の演奏、抹茶の振舞い、酒樽鏡開き、日本舞踊など和の雰囲気でおもてなしをし、参加者の皆さんに大喜びしていただきました。

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 これまで福岡で車道をパレードするのはホークスの優勝パレードと博多どんたくくらいでした。また、福岡城跡は魅力的なスポットですが、これまでこのような形でおもてなしに使ったことはありませんでした。また先日「国際泌尿器科学会」の参加者を「川端商店街」全体を使っておもてなしした時もそうでしたが、福岡・日本の和の雰囲気で歓迎すると海外からの皆さんは大変感激していただけます。でも実は一番驚き喜んでいたのは、地元福岡の皆さんでもあったのです。「このような活用が出来るのか」「こんな素晴らしい場所があったんだ」ということを再認識して頂く事ができたのです。


 道路や公園、史跡などの公共空間を活用することで福岡の魅力を顕在化していく。これは屋台の議論もそうですが、公共空間をどのようなルールの下で民間に活用してもらえば、まちが輝けるか。つまりどのように公共空間の再配置を進めるかということなのです。行政が規制ばかりしていてはダメです。民間の活力を最大限に引き出し、活かしていく事が重要なのです。もちろん、そのためには市民の理解、共感が不可欠です。福岡市が観光・コンベンションで潤うまちだということをご理解いただき、民間、市民、行政が連携していくことが大切です。


 福岡にある魅力にさらに磨きをかけ、今眠っている潜在的な魅力も引き出していく。福岡城跡については、福岡城の築城に携わった黒田官兵衛を主人公とする再来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」というチャンスもありますし、すでに先日「福岡城跡整備基本計画検討委員会」も立ち上げ、今後の活用方法や整備方法について検討しています。前例がないからと何でも規制するのではなく、みんなで力を合わせ、チャレンジしていくことが大切だと思うのです。


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