みなさんこんばんは、福岡市長の高島宗一郎です。

 開会式に皇太子殿下をお迎えして9/30(日)から国際泌尿器科学会がスタートしました。

 私は福岡市の成長戦略として観光・コンベンションを柱に据えています。
 福岡市は従業員ベースでも生産額ベースでも9割を第三次産業(サービス業)が占めています。
 観光・コンベンションは経済的な広がりが大きく、食、交通、宿泊などの第三次産業だけでなく、農業や漁業などの第一次産業や食品を加工したりする第二次産業にも波及していきます。
 つまり福岡は観光・コンベンションで交流人口を増やすことで潤うまちなんです。

 ちなみに国際コンベンションの参加者は一泊二日で一人当たり平均5万4千円を使います。
 今回の国際泌尿器科学会は開会式から閉会式まで5日間、前後泊して一週間という大型国際コンベンションで、なんと93カ国から2800人が訪れ、大きな経済効果が期待できます。

 福岡のまちが潤えば、税収も増え、福祉やまちづくりの財源にもなります。
 だから成長戦略は重要なのです。

 福岡市ではこの秋に4つの大きなコンベンションが開催され、一万二千人の参加者をお迎えします。


 観光やコンベンションの考え方はコチラ
  → 福岡市にとって観光とは
  → コンベンション


 ところで、今回の国際泌尿器科学会では、参加者の歓迎会を櫛田神社などの寺社仏閣エリアや、商店街のみなさんと協力して川端商店街一帯で開催しました。

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 たくさんの参加者は「博多町家」ふるさと館はかた伝統工芸館で日本の伝統に触れて大喜び。
 櫛田神社の舞台では芸妓さんが優美に舞う博多券番などが、川端商店街では和太鼓や三味線などが次々に披露され、キャナルシティオープン以来というくらい沢山の人でにぎわい、お店も表にテーブルを並べてものすごい活気でした。

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 商店街に人が溢れている姿は素直に嬉しくなるものです。

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 「変わらないために、変わり続ける」という言葉をおっしゃった方がいますが、内需の大きな拡大が厳しい現状の中、新しい層のお客さんによって活気づく商店街を見ながらそんなことを考えました。

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歓迎会(SIUナイト)の様子 <Fukuoka channel(Youtube)>