ダメな上司の育て方。 -5ページ目

引越し

思い出したくない・・・と言いながら、

今日友達としゃべっていたら突然記憶が甦ってしまいました。

逆に言うと、こんなに最近のことなのに

完全に私の記憶から消されて

無意識の領域に追いやられていたっていうのも

なーんか、すごいストレスなのかも・・・

吐き出してみます。


終業式の日の帰り、教室の引越しがありました。

校舎の改築工事が始まるため、

低学年は2学期からプレハブ校舎で生活します。

そのプレハブが完成しており、児童の机や椅子を運ぶの、

低学年の子じゃ重くて可哀想なので、

高学年のお兄さんお姉さんがさようならの後行って

運び込もう、と そういう予定になっていました。


そうしたら主任、信じられない事に、職員朝会で吠えたのです。


「それじゃ、クラスの学活をやる時間がない」

「1学期最後の学活、ゆっくりやりたいのに」

「低学年がお願いする立場なのに、一言の挨拶もない」

「そんなもの低学年で運べばいい」


・・・???

いい大人がどうしてそんなこと言うのかね?


そりゃ、12時完全下校の集団下校ですよ。

そこに引越しが入ってくるんだから、

クラスの時間はどうしたって短くなります。

大掃除だっていつもより簡潔にしなくちゃだし、

学活だって最低限の時間で大切なことを全部伝えられるよう、

アタマの中で、演説原稿 何回も組み立てなおしましたよ。

(だから、もう一回同じ話をしろと言われたら、一字一句違わずにできます)


そりゃ、もし卒業式後の小学校生活最後の学活を

引越し手伝うから短縮してくれ、なんて言われたら

私だってキレて吠えると思います。

でも、校舎改築なんて何十年に一度のこと、

学活なんて一回くらいいいじゃないですかね。

それより、高学年として学校の引越しに関わって

自分は全校のため役に立ったなぁ、という経験をさせ、

誇りを持たせる方が大切じゃないですか?


しかも、職員会議でとっくに提案・承認されていたこと、

なんで当日の朝に文句言い出すの?


校長や教頭が朝会の後、主任をやさしく囲んで

気を取り直してやってくれるように

なだめたりすかしたりしていました(爆)


そんなの後に残したまま、

私はとっとと教室に向かったわけですが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、子どもたちもとっくに帰って昼食の時間、

主任がニコニコして私に囁きかけるのです。

「ねぇ、空さん、机運んだんだって?

 私なんか運ばなかったよ・・・」

にこにこ にこにこ なんだかとってもうれしそう。


はぁ?


みんな、他のクラスも6年生も運んでましたけど。


朝会後、主任のクラスが引越し手伝うことになっていた

某低学年のクラスから連絡があったのだそうです。

「うちのクラスは子どもたちに運ばせますので

 5年生の応援は結構です」と。

だからゆっくり学活ができてよかったんだって。

「自分たちで運べるんなら、最初からそうすればいいのにね~ぇ」

ですって(驚愕!)


私、言われるまで気がつきもしなかったんです。

まさか主任のクラスだけ運んでなかったなんて。

だって、うちのクラスの子たちは

新築のプレハブ校舎に一番乗りで入ってみたくてワクワクしてて、

私ものろのろして混雑作るより、時間差を生み出そうと思ってたので、

早めに自分のクラスのことは切り上げて、

運ぶクラスの廊下に整列して座って待機させて、

ちっちゃい子たちが「さようなら!」するのと同時に うわっと入っていって、

ががっと運んじゃって、すべてをもぬけの殻にしたのです。

そして、見事一番乗りをキメたうちの子たちは、

後続のクラスが到着するまでの少しの間、

がらんと長い、まだなんにもない廊下を全速力で走ってみたり、

プレハブ中を探検してみたり、貸切状態で十分楽しんだんですよね。

そして、何食わぬ顔してうれしそうに、自分のクラスに戻ったのですが。


・・・・あっ、そういえば、戻る時

ちっちゃい子が自分よりおっきな机を

えっちらおっちら、休み休み運んでいる集団とすれちがったっけ。

どうしてこんなちっちゃい子たちがお手伝いしているのかなぁ、と

ちらっと不思議に思ったのだけれど・・・

・・・・主任のわがままの犠牲者たちだったのか!


6歳、7歳なんて子たち、どんなにちっちゃいか

普段見ていない人には分からないかもしれません。(T_T)


それに、高学年のおっきな子たちだったら、

机の上に椅子を重ねて、一ぺんに運ぶことができます。

でも、低学年の子たちにそんな重労働は無理。危険。

机だけ、椅子だけ運んでいました。

つまり、私たちが1往復で済んだことを、

ちっちゃい人たちは2往復しなくてはならなかったのです。

あの長い距離を・・・小さい体には余計長く感じられたでしょうに。


しかも、児童教室はプレハブの2階。

急で危険な鉄骨の外階段を、

ガタガタいわせながら、途中で休みながら、

ふらふらしながら運んだのですね。(ToT)


ああっ、知っていたらうちのクラスの子たちに2クラス分お願いしたのに!

うちの子たちだって、頼めばきっと

「よし、俺たちが!」「まかせて!わたしたちに」って

いうに決まっているのに。


後で、低学年の先生に「知らずにすみませんでした」って

謝らなきゃ!


でもそれを、得意げに私に言ってくる神経って、

どうなんでしょう???

「空さんは人がよくってバッカねぇ~。

 うまくやらなくちゃ」とでも言いたげなあの顔・・・


主任のクラスの子たち、

高学年で机運びしなかったのが自分たちだけだと知って、

どう思うのでしょうか。

主任みたいに

「ああ、得してよかった。他クラスはバカだ」と思うようでは

世も末ですが。


びっくりすしぎて何も言えませんでした。

「ああ、そうですか」としか。。。。。


こんなことがまかり通るなんて~~~っっっ!

うわああああぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~っっっ!!!


ほんと、どうしたらよいのか途方にくれるけど、

私は私のポジションでできることはすべてやってみる。

うん・・・・どうなるか分からないけど、がんばってみる。

夏休み

子どもたちは夏休みです。


うちのはす向かいのおばちゃんなんか

完全に誤解しているんだけど、

「子どもたちは休みでも、教師は休みではありません」


でも、私が真面目にプール指導や雑務なんかに行っても、

今のところ、件の上司には1回も会わないのです。

全部年休とっているのかな?


それも、またよし。


私も、いくら立ち直ったとはいえ、

彼女のことは必要なければ思い出したくはありませんので、

夏休み中はのんびり、ぼちぼち更新になると思います。

そんな感じで よろしくお願いします。

海猿

1学期のことだけど。


水泳の授業は子どもたちに「バディ」を組ませて行っている。

安全確認。合い方がちゃんといるかどうか。


ある日、欠席者の人数の関係で、

普段とバディが大幅に入れ替わってしまった。


「ええ~っ!俺、自信ねえぇ~!」と訴えてきたのは

知的障害のある少年Aと初めて組むことになった、

超・やんちゃ少年C。


嫌だ、というのではない。

少年Aの行動は予測不能。

命の危険があるかもしれない水泳の授業。

少年Cの声は、誠意と責任感とプレッシャーからきたものだと思った。


で、私は何と声をかけたか。


「バディはどんなときも一心同体だよ!

 『海猿』見てる?」


(おいおい、茶化していいのかよ(-o-;)


いえいえ、茶化したのではなく

私も本気で真顔で言ったんですが。


「分かった・・・」

「頼むよ!」


私たち大人も精一杯目を光らせているのですが、

別の疾病で個別の監視が必要な子もいたり、

ほかにもいろいろな事情のある子がいたり、

子どもの力も借りないと、すべてを監視するのは不可能なのです。


水から上がる合図のあるたび、

「おいっ、どこだよっ!もう上がるんだよ」

「てめぇ、そっちじゃねぇよ!こっちに並ぶんだよ!」と

少年Cの大きな声が聞こえました。


授業の終わり、少年Cは言いました。

「どんなときもバディを見捨てなかったよ」


「ありがとうっ!!」


彼は、きらっきら笑いながら去っていきました。

その後姿は、完全に「なりきって」いました。

『海猿』の世界に。。。


さっき、ドラマ見かけたら急に思い出したよ。

終業式

終業式の朝、職員朝会後教室へ向かったら、

教室手前で二人隠れていた。

うちのクラスの。

知的障害を持つ少年Aと、やんちゃな少年B。


「ねぇ、せんせ、せんせ、

 まだ教室入らないでね」

「ここで50数えたら来ていいよ」

「あっ、後ろから入っちゃダメだよ」

「教室の前から入ってね」


ええ~!

頭の上に黒板拭きでも降ってきたらいやだなぁ~。

でも、こんなにうれしそうにやってるんじゃ、

派手なリアクションでも考えなくっちゃ。


ガラリ!(戸を開けた!どっきり!)


「せ~の~っ!」

「せ~んせ~ぇ、一学期、どうもありがとう~~!」


全員の合唱に驚く!


黒板にもでっかく書いてある。

いろいろなイラストと共に。

あと、私を見つめる笑顔、笑顔・・・・


「ええ~・・・・

 ありがとうなんて言われること、何もできなかったよ。

 昨日も『二学期はもっとがんばらなきゃ』と反省したところよ。

 子どもは熱出すわ、出張は多いわ、ちょんぼは多いわ・・・

 こちらこそ、みんな、どうもありがとう。こんな私についてきてくれて。

 二学期はもっと気合入れる。もっともっとがんばる・・・」


「ええ~っ!

 先生、がんばってたよー!」


泣いた。(ノヘ;)シクシク..

相手を変えるには

最近、アメブロさんが重くって

おっくうで書き込まなかったのもありますが、

なんだかいい調子です。


でも、毎日「?!」ということには事欠かないのですが。


子どもたちも私も慣れちゃったんですよね。

慣れとは恐ろしい・・・


でも、「あ、また?」と思うだけで

少しも腹が立たない、というのは気持ちいいですね。

まるで、自分という人間が

よくできた人間になってきたみたいな

錯覚を覚えます。結構、快感(爆!)


そしたら、

向こうも出方が変わってきた感じ。


「どう?一学期たいへんだったでしょ。

 復帰後って一番大変よね。。。。」等々

ねぎらいの言葉をかけていただいちゃいました。


私も

「お前がかき回しているんだよ!」等々は露ほども思わず、

「いろいろ足を引っ張っていますが

 どうもすみません」と

本心からにこやかに返してしまいました。


相手を変えるにはまず自分が変わること

とはよく言いますけれど、

そこまでの踏ん切り、というか覚悟というか

悟りにいたるまでの過程って

いろいろとすったもんだあるもんですよね。


これで問題解決、とは爪の先ほども思っていませんが、

この一ヶ月での波乱を乗り越え、

状況の改善に一歩進められた自分には

心から拍手を送りたいと思います。

(^-^)//""ぱちぱちぱち


今、心配なことは・・・・

夏休み中、ネタ切れするんじゃないかと

そのことだけです(爆)

今日は私が上だった

明日の飲み会、メンバーを教えてもらったら、

件の上司は欠席でした。

ひゃっほぅっ~♪

(もちろん、林間の反省会来ないで

 こっちにくるとは誰も思っていませんが・爆)


でも、学年間の悪口なんて、まったく言う気ないですよ。

聞かされた方だって困りますよね。

私も、人の話を肴に気分よく飲みたいので。

自分の愚痴は、どっちでもいいです。

どうしても言いたい!状態からは脱却しました。

これもブログ効果?


ところで最近、会わずに済んでます。

主任もいつも早めにふらっと帰っちゃうので、

遠慮なく私も定時であがらせてもらっています。


それでも、今日の帰りは会議の終わった主任と

鉢合わせしてしまって、なんとなく学年打ち合わせになりました。

5組担任とかもいなかったので、正式というより雑談ぽく。

私の方を見てお話にならないので、

特に口も挟まず、うんうんとうなづいて同意を表す程度にして。


明日、主任のクラスは自習らしいのですが、

理由を言わないので、

まぁ、聞きたくないし、いいか、、、と思っていました。


でも、なんとなく

最近いろいろと苦にならずに気持ちがウキウキと軽い私。

帰るときに軽口を叩いてしまいました。

(冷たいお茶を主任だけに入れてあげた後)

「ろくに仕事もしないのにお先に帰ってすみません♪

 今日はお先に失礼します」


そしたら、少々主任は気を良くしたか

「お疲れ様。

 あ、私明日(持病の)病院に行くので留守になるけどお願いします」


今までも何回かあったけど、

私にそういうことが知らされたことはなかったよ!


「定例の検査ですか?」

「そうじゃなくて・・・(小声でぐちやぐちゃ言ってるが聞き取れない)

 具合があんまりよくなくて・・・・」


「そうですよね。

 お疲れもたまっているでしょうし、

 ストレスもよくないんですよねぇ。

 お大事にしてください」


そしたら、主任はさらに気を良くしたらしく

ニコニコして何か言っていました。

しかし聞き取れず(笑)


主任が今回の一件で、

いろいろと精神的に参っていることは間違いない。

そしたら、好きか嫌いか、という問題を別にすれば

優しくしてあげたいよね。人として。


今日は

「余裕がある分、私の方が上だ」

と思えましたので、

主任をいたわりつつ、今後の関係の改善に役立てていきたいです。


本日の学び

宇宙飛行士毛利衛さんの言葉より。

「宇宙飛行士に一番大切な能力は

 誰とでも仲良くできることなんですよ。

 せまい空間で何日も何日も

 同じメンバーで作業しなければなりませんからね」

飲み会?

突如、よその学年から連絡が。


「ねぇ、(7月)1日の話、聞いてる?」


「えっ、、、、写真の締め切りですかぁ(謎)」


「あ、ごめん。やっぱり連絡行ってなかった?

 あのね、女の先生だけで飲み会やろうって。

 (毎学期恒例の)全員の会食会みたいにしちゃうと

 大げさになっちゃうから、行ける人だけで。

 飲んで愚痴ってストレス発散しようよ~!」


「わぁい!スケジュール調整してみますぅ(^-^)」


主任はくるのかな?


こなきゃのびのびさせてもらうし、

来たら来たで、寄り添ってお悩みなんか聞いてあげてもいいし。

↑えっ、本気?

でも、なんだか面白そうですよね。ぶぶっ!


オットが仕事の調整をして

金曜日の晩には子どもをみててくれるとのこと。

た・の・し・み♪

なんとなく しあわせ

でも、

今日も行事の連絡、置いていかれましたよ。

昨日突然、場所の変更が決まったらしいんだけど、

私は知らずに

原案通りの場所へ子どもばかりならず、

保護者までもお連れしそうになりました~!

もちろん、犠牲は私のクラスばかりではありません。

不意打ちにはやられたな。

おそろしい~!

ぶるぶるぶる・・・・


それでも、気に病まない自分がいます。


気の持ちようでしょうか。

悟りの境地に達したのでしょうか(爆)


子ども達もちょっとやそっとのことでは動じなくなってます。

私という人間を理解してくれている、と取りたいなぁ。

水面下で子どもの不満も蓄積してたら・・・とか

考えない、考えない(笑)


この週末、

いつも困ったときには助言を頂く方とお話しました。

失踪事件のことと、

それから発生する膨大な雑事とストレスについて。


そしたら、

「よかったじゃない。あなたじゃなくて」

と第一声ニコニコして言われました。


あ、ほんと♪


それに・・・

その事件以来、悪役が堂々と公表された感じで(爆)

私、同情票集めてるみたいなんです。

やっぱり、幼子がいるのに

7時8時までこき使われているの見て

「あれまー!」と思ってくれていた人も多いんですね。

「あの主任の下でよくがんばっているね」と。


すごい動きやすい♪


本日の学び

なんでも前向き!


by 空

発想の転換

「あっそうかー、

 私が学年主任のつもりで

 仕切ればいいんだー!」


なんて、思いついてしまった

さわやかな土曜の朝♪


主任と5組担任は好きに泳がせておいて、

残りの人たちで確認取りながら、

仕事が滞らないように打ち合わせしたり

連絡調整をしていけばいいかも♪


えらそうにじゃなくて、

お願いするような形で

私が仕切る、と。


そうだ。

三人で別の学年団として独立しよう!

脱力する

ながーい一週間が終わりました。


うちの学年の、主任と接点のない三人(私も含む)は

「ほんと今週は疲れたよね」

「今週『も』か(爆)」

などと、互いの労をねぎらい合い

笑いあって帰りました。


そこでのみんなの結論。


「なーんか、もう

 どうでもよくなっちゃってさ」


ほんと、私も同感です。

緊張し続けた、その反動か

今はすっかり脱力してリラックスしております。

単に週末だからかな?


どのように働きかけても

今回のことはどうにもなりませんから、

「こっちの出方を変えて、相手を変える」

というよりも

「完全に別次元で対応策を練る」

ほかなさそうです。


しゃかりきになって

がっぷり四つに組んでしまったら

絶対にこっちが参ってしまうので、

主任がどう動いても仕事が滞らないシステムを

主任抜きで作った方がいいですよね。


そうして、私たちのストレスが軽減されれば

主任への対応にもきっと余裕が出てきて、

互いの関係が改善される・・・かもしれないです。

うん、そのほうが絶対に可能性高いって!


まずは脱力できるように

調整していきましょう。


実は先日、林間学校の反省会があったのですが

(お世話になった業者さんも招いての)

管理職も加わるため、主任は当日ドタキャンでした。


誰も主任が来るとは思っていないけどさー、

幹事の迷惑を考えて、

2,3日前に連絡するとかして

ドタキャンはやめてもらいたいもんですね。


この件を余所にぽろりともらしたら、

「主任が出てこない『林間の反省会』って何?

 主催は誰?意味ないじゃん。アンタの学校異常だよ」

と言われました。


まったく、そのとおりですーーーー!