広告中毒。 -50ページ目

オリンピック効果


オリンピックの経済効果で、

家電量販店では、薄型テレビが売れているそうだ。



これはまあ当たり前。



それとともに売れているものが・・・





なんと地球儀だって。





でもま、よく考えると納得。





トルクメニスタンとか、ベネゼエラとか

どこにあるか気になりますもんね。

コミュニケーションの分析をする


仕事がら、よくボクたちは



競合他社のコミュニケーション分析をやります。







一般的には、



テレビCFを中心に、グラフィックなんかもそうですが、



競合が何を訴求しているのか、を受け手である生活者の視点に立って

分析することがほとんどです。





例えば、






このテレビCFを、受け手側にたってみると



「ワタシのキレイは進化する」
というキャッチコピーで、
「美髪テクノロジー」っていってて、
アジエンスがリニューアルしたことを
チョンジヒョンっていう新しいタレントをつかって
表現してるな、くらいのことになると思います。
曲は、ウタダヒカルだね、とか。




ただ、これを「送り手視点」で分析すると・・・


①途中の商品属性を示すカットで、
 黄金の液体みたいなものの手前に、化学の分子配列みたいな式がでてきてる

②髪の毛に、プリズムがかかるような感じで、髪のツヤを示すカットが入ってる

③最後の商品カットのところで、ボトルの中にバラとか東洋美容っぽい植物が
 入ってる映像にしている

④チョンジヒョンがいる場所が、水辺というか、水の中。


みたいなひとつひとつのカットまで眺めてみて、
なにゆえにそんなカットを入れているのか、まで考えるということになります。


そうすると、テレビCF一本からの類推ですが、

●「東洋美容エッセンス」というアジエンスが掲げているもの
  については、”なんとなくよさそう”だけど、一体何かわからない、
  というネガティブが消費者調査でわかった。

●プロダクトに進化感を出すために、美髪テクノロジーという概念を持ち込み、
 それをあらわすために、化学っぽい記号をちりばめた。
 (でもビューティ感はそがない程度にとかいう議論があった?)

●髪へのベネフィットを、ボトルがプリズムに変わることになぞらえて
 プリズムがかかってみえるくらいに、ツヤが出る感じに見せたいと思っている。

●水辺にいる理由については、「深く水分をたたえた髪」とツヤのある
 指どおりのいい髪の連想が繋がりやすい?みたいな議論があった。


とかが、類推できます。


もちろん、実は全然別の意味があって、とかあると思うのですが、
こういう視点でみてみると、アジエンスのマーケティングチームが
議論しているであろう内容の一部が少なくとも見えてくるのではないでしょうか。


この分析に、マーケティングデータや、その他のコミュニケーションツール
(グラフィック広告やWEBサイトなどのキャンペーン全体像と、プレスリリースなんかも
 結構裸の情報がのっているので、類推に役立ちますよね)
を合わせてみてみると、戦略がちょっとだけすけてみえる感じがしますよね。



ひとつの広告でも、
「送り手」「受け手」と見方を変えることで、
ひとつぶで、二度おいしい分析ができるので、オススメです。

どうやって届けるか。


ターゲットが、既存のメディアでは


リーチできないひとである場合、


いちから、どうやって届けるか、を考えなければならない。




彼らは、どこに生息しているか。




それはもちろんだが、それよりも大切なのは、


その場所にいるとき、


彼らがどんなキモチでいるのか、ということだ。





当たり前のことだから、当たり前のことすぎて、


忘れてしまいそうになること。




新しくタッチポイントをつくらねばならないとき、


改めて感じさせられるものですね。