「朝イチでメールは読むな! 酒巻久①」に引き続き読書録を書く。
<Memo>
●上司とうまくやるための習慣
・手柄は上司や同僚に譲る習慣
・相手の癖(性格)を知り、相手の立場に立って、何が一番嬉しいかを考える習慣
<My Opinion>
上記の習慣に加えて、「ミスは自分のせい、成功は他人のお陰と考える習慣」を身につけたい。
●部下をうまく動かす為の習慣
・「部下の観察(ノート)習慣」
<My Opinion>
私には部下がいるわけではないが、人を観察することは仕事を円滑に進める上で重要だ。その人の仕事における強み、弱み、好きなもの、嫌いなものは把握しておくべきだ。人との距離がぐっと縮まるし、仕事が円滑に進めやすくなる。
●情報収集・整理・アイデア出しのための習慣
・「常に書き留めて、振り返る」習慣
・「24時間考え抜く」習慣
・「街へ出かける」習慣
<My Opinion>
James Webb Youngは著書「A technique for producing ideas(アイデアのつくり方)」の中で、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」と述べている。又、安田佳生は著書「検索はするな!」の中で、「アイデアとはゼロから生み出されるものではなく、そこにあるが誰も気付いていないものをちゃんと見つけることである。」とも述べている。つまり、アイデアとはあくまで物事の関連性に元来内在しているものであり、物事(この場合「情報」と呼び変えても良いかもしれない)を得て、整理してそれらを様々な角度からあらためて眺めてみることで今までスポットライトを浴びていなかった新しい「何か」に気付くという思考プロセスの下に生まれるものなのだ。上記3つの習慣はその思考プロセスをサイクル化する為に必要な習慣と考えられる。
●会議を活かすための習慣
・「会議での観察」習慣
→会議には「意志決定」の会議と「情報伝達」の会議があるが、だいたい95%くらいは情報伝達の会議で、意志決定の為の会議は残りの5%ほどにすぎない。会議は情報伝達の為の必要悪なのだ。特に若いうちは会議を自分で仕切ってやり方を改めることもできない。だから会議を「観察と情報収集の場」に変えてしまうという方法が有効だ。具体的には、「誰がどういう発言をしたか」、「発言力のある人は誰か」、「その人は、誰のどういう言い方を好み、嫌うか」「また、その人にはどんな癖があるか」などを良く観察する。
・「有効な会議のための5つの」習慣
①会議の「目的」を明確にする
②理想は「1会議1テーマ」で、会議を短くする
③資料の持ち込みを禁止する
④「~だろうと思います」という発言を禁止する
⑤議事録とそれへのサインで、会議で決定したことを正しく実行させる
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