昭和天皇のメモ | 真夜中の砂布巾

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真夜中にネットをさすらっている中年おやじの、たわいもないひとりごとです。

なんだか、妙に色々な事件が起こっている時期「昭和天皇の談とされるメモ」が発表されて、マスコミがこぞって取り上げています。

一部のマスコミの欣喜雀躍ぶりには、閉口ぎみです。

このメモ自体の信憑性も取りざたされていますが、ネットでの論評を見る前から、なんだか違和感を感じていました。

北朝鮮のミサイル問題で、中国がかなりポイントを失い、国内でも中国などが主張する「靖国問題」に関して世論が相手にしない方が良いという方向に傾き掛けているところで、このメモの発表です。

政府や与党が「靖国問題」を軟着陸させるために、このような発表をしたなどと言う憶測もありますが、果たしてどうでしょうか。

いずれにしろ、国内の政治勢力が意図してやったことなら、これは実に大きな問題です。

「天皇が政治に関与する」事自体が、「パンドラの箱」であり、決してあけてはならない物です。

明治維新以降、この錦の御旗をかかげて、多くの人が死にましたし、国を危うくする事態も多く発生しました。

数千年続くこの魔力は、随分と輝きを失ったとはいえ、今でも日本人の心に生きています。この魔力を手にした権力者は、その絶大な力を使い、そして、それにおぼれて国を危うくするのです。

しかし、この力は国民統合の象徴としては保っていかなければなりません。
日本人に残されたただ一つのアイデンティティとして。

だからこそ、「政治に利用する」という、「パンドラの箱」をあけさせてはいけません。

政治家達や海外勢力の同行を注視しましょう。

このことを、政治的に利用しようとする政治家は排除しなければなりません。