カドプラ このすば めぐみん どう思う❓ | 歌詞同期ファイル置き場(ラブライブ!、ナナシス)

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カトガワが新しく展開する「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES」。長いので、以降は「カドプラ」と記載します


先日公開しためぐみんのfigmaの記事に思いっきりカドプラのめぐみんをfigmaと間違えて書いてしまったので、ごめんなさいの意味を込めて1記事書いてみます。
ただ、あくまで管理人の個人的意見として、いつも通り書くものは書きます。

プラモデルとしてアニメのキャラクターを展開し、ファンが楽しめるようにしていきたいようです。

第一弾がこのすばのめぐみん、第二弾がレールガンの御坂美琴、第三弾が無職転生のロキシーと人気キャラが控えてます。現時点での展開予定は下記のようになっています。


※カドカワより

流石カドカワ、自社版権に強いですね。新シリーズとあってか、既存の人気キャラから展開していくようです。

今日明日5/11〜5/12に開催される静岡ホビーショーで下記3体が展示されるようですよ。




※カドカワより

※電ホビより

電ホビでめぐみんのインタビュー記事 が掲載されているので、一読されると分かりやすいと思います。製品に近いもののクオリティーが記載されています。


早めに紹介しておきましょう。静岡ホビーショー開催記念として、「めぐみんDX ver カドカワスペシャルセット」が5/11〜5/12で受注再開されています。


カドカワは再販されることがほぼ無く、イベントや記念でのお蔵出し位しかされないため、欲しい方は購入をオススメします。

特に、カドプラに関してはカドカワストアの特典がオススメです。めぐみんの場合はエクスプローションが再現できるパーツが付属します。
ニッパーもちょむすけがプリントされていて可愛いですね。







※カドカワストアより

ちなみにこのニッパーは「ミネシマ製 D-25 Premium薄刃ニッパー(4902944114408)」です。実売2,700円前後のため、オリジナルカラーに刻印を施していることを考えると、珍しくと言っては変ですが、この手の商品の付属品としてはボッタクリ価格ではありません。
DX verが9,900円、DXver スペシャルエディションが12,650円なので、オリジナル加工分はほぼ無料でニッパーが購入できます。

これには少し細工があって、御坂美琴にも同じセットかあるため、収集性のあるオタの習性を考えると、「ニッパーなんていくつも要らんやろ」と考えそうなものですが、今後増えていく方も多いでしょう。
※カドカワストアより

さて、ここまで電ホビの記事なども見てきたうえでの感想です。

1.思ったよりも高い
ここはボロクソに書きます。先にお伝えしておきます。

8,000円という定価が妥当かどうかは別として、シリーズ発表時、管理人は4,800円前後での展開を予想していました。高くても6,800円までかなと。蓋を開けてみると通常版で定価8,250円(税込)。バンダイのガンダムシリーズで言うとMG(マスターグレード)というスタンダードクラスに該当します。
もちろん、何十年もノウハウを溜めてきたバンダイと同レベルを求めるのは酷というものですが、市場はそう見るでしょう。同額を出して買い物して、「KADOKAWAの初物だし仕方ないか〜」って言うのはマニア過ぎます。

で、流行らせたい場合の価格って今なら5,000円以下じゃないかと思うんですよ。グッスマのポップアップパレードがいい例ですよね。ねんどろいども"当初は"3,800円とかでした。
もちろんクオリティーありきではあるのですが、学生が8,000円をポンとは払えないでしょう。なので対象は社会人なのかなと。2010年代前半のアニメを主に発売対象としているのはそのためで、もちろん新シリーズということもあるとは思いますが、当時高校生〜大学生だった人が社会人になり、ある程度お金を出せるようになった層を狙っているのかなと思います。

それにしたって、カドカワ版権の作品なので、版権料は無し〜安価なはずです。紙面の広告料も社内広告なので他社と比べると雲泥の差。その分を価格やクオリティーに添加してもらえるとありがたいのですが、カドカワの場合はそうはならないのではないかと考えています。

例えば、カドカワのフィギュア(KDColle)って、管理人中では「価格の割にはクオリティーが低い」判定をしています。他のフィギュアを扱っている個人サイトで「フィギュアを始める始める方にオススメするメーカー」とかでKDColleを勧めているところを見たことがありません。22,000〜26,000円位をガッツリ設定し、掛率も高いのか店舗の割引もほぼありません。

話題が逸れてしまいますけど、大手の下請けってかなり安価で仕事を受けていたりします。よく話題になる2次受け3次受のやつですね。まさかKADOKAWA自身でフィギュアを作成していることはないと思うので、下請けに出していると思われます。で、大手は粗利をドカッと乗せると。もちろん1次の大手にはその権利があります。

特に仕事を取ってきたり企画したりという見えない部分は叩かれやすいのですが、0から1を生み出すコストは膨大なものです。その上、大手は給与が高い上に直接利益を挙げない業務を担当する部署(間接部門と呼んだりします。経理や人事などです)の人数も多く、その分も稼がないといけないため、粗利を30%〜乗せます。ちにみに、カドカワともなると初任給はこのレベルです。

※カドカワより

1次業者はひどいときは粗利を60%とか乗せたりします。KDColleがそうだと言っているのではありませんよ。ただ、この社会の仕組みを考えると、版権料や広告料が安くとも、フィギュア制作に使える原価っていくらなんだろうなと。
で、カドプラはどうなんだろうなと。4,800円と言うのは実現が難しかったんじゃないのかなと思いました。

8,000円という設定は現在のねんどろいどと同等で、MG並みですが、美少女プラモデルというジャンルを開拓できるのか楽しみではあります。

でも初ではなく、バンダイからもFigure-riseシリーズとか発売されていますよね。ちなみにこちらの南ことりは2020年発売当時定価7,150円でした。今ならば原価高騰と円安の影響で9,000円〜10,000円位はてなマークもっと上はてなマークでしょうか。売れなかったのか作りすぎたのか分かりませんが、各所で3,000円台まで下がってはいましたね…
2020年にμ'sだったのが悪かったのかは分かりませんが、バンダイですら失敗した(はてなマーク)という例はあります。
※バンダイより

2.figma(≒可動式フィギュア)と何が違うんはてなマーク
こちらは買う側=ユーザー側の問題です。いや、もしかしたら、カドプラがきちんと訴求やコマーシャル活動できてないことが悪いのかもしれません。

※カドカワより

カドカワの説明が上の文章なのですが、カドプラのウリって、そこなのはてなマーク「組み立てるだけ」で以下なんちゃらならfigmaに組み立ての工程が増えただけ手間なだけですやんはてなマーク
管理人が考えるカドプラの訴求するところって、そこではないんじゃないかなと。

と言うわけで、製品の特性を理解しないで買うと大失敗します。あくまでもカドプラはプラモデルなんですね。可動フィギュアでブンドドをして遊びたいのであれば、大人しくfigmaを買うべきだと管理人は思います。そこを勘違いして購入し、低評価をつけるのは余りにもあんまりだ。

"フィギュア"の楽しさって人それぞれだと思いますけど、管理人のように愛でる(見て楽しむ)、写真撮る、ブンドド、お出かけ、etc... 組み立て済の状態で購入し、そこから楽しむものです。

対して"プラモデル"はまず、組み立ての工程を楽しむものです。ここを楽しめないとそもそも論、おかしくなってしまいます。カドカワから「HGに恋するふたり」という漫画が発売されています。

※カドカワより

ガンダムを観ない管理人でも好きな漫画です。ガンダム好きなOLと女子高生の二人がガンプラを通してイチャコラ組み立ての簡単なノウハウを紹介してくれる作品です。そこまでコアな知識は出てこないため、気軽に読めることと、著者の工藤マコト先生の画力が高いためキャラやガンプラの描写も楽しいです。

なぜこの作品を紹介したのかというと、上に書いた通り、プラモデルは組み立ての工程を楽しむことが前提あるということを理解して購入してほしいからです。ここを作業だと感じる方は合わないと思います。もちろん、カドプラからプラモデルを始める方もいいと思います。

塗装をされる方ならば、更に綺麗に、またはリアルに、はたまた話題のアニメ塗りはてなマーク思い通りの仕上りに挑戦できることでしょう。カドプラの、フィギュアには無かった(または難しかった)魅力はここでしょう。パーツが分解可能なため、格段に塗装や加工がしやすくなります。


自分で組み立てたキャラならば愛着も更に沸くでしょう。ミニ四駆で遊んだことがある方ならば思い出してみてください。友達と同じシリーズだったかもしれませんけど、「自分のマシン」だったんですよねはてなマークあの感覚です。ミニ四駆はカスタム部品でカスタムできるからこそだったのかもしれませんけど、それでも自分で組んだからこその愛着は、市販の組立済みフィギュアでは得られません。

そして、カドプラは可動式プラモデルです。組み立てた後にダウンのお楽しみも待っています。ここは可動フィギュアと重なる領域です。

※カドカワストアより

カドプラ≒フィギュア型プラモデルと可動式フィギュアって、似ているようで異なる点に軸がある所は認識しておいてください。競合しているわけでもなく、地続きではあります。選択肢が広がった、位の認識で十分です。

ただ、カドカワも可動式フィギュアとの差別化に苦労しているのではないかと考えています。プラモデルは自分で組み立てるのですから、カドカワストアの特典である、エクスプロージョンのパーツなどは別パーツとして売り出すべきだったのではないでしょうか。要はミニ四駆の拡張パーツと同じ考えです。

そうすれば、他にも"ドール"のような組み換え、着せ替えと言った、フィギュアでは難しかった要素が実現できます。ねんどどいどどーるで実現はされていますが、あれは衣装が布地ですよね。プラモデルだからこそ可能な拡張性を持たせることができれば、楽しさが増えるかもしれません。

カドプラのターゲットがZ世代なのかは分かりませんが、今の若い方ってYouTubeやサブスクなどで提供されることに慣れていて、自分で遊び方を考えることに不慣なように感じています。タイパという言葉に代表されるように、パフォーマンス優先と言いますか。
鬼滅の刃が流行したときに、「子どもたちが漫画の読み方を覚えた」と言われましたが、もはやそのレベルなのかと。

なので、カドカワも新シリーズを出すのであれば「作ったよ、遊んでね〜」ではなくて、遊び方の提案をしないと火がつかない可能性があります。上で管理人が「カドカワが訴求したい点はここなのはてなマーク」と書いたのはそのためでして、今の売り文句からは正直見えてきませんでした。ここまで書いてきたのは、あくまでも管理人の感想に過ぎません。

また、逆にfigmaの魅力が無くなるんじゃないのはてなマークと思うかもしれませんけど、管理人はそうは思いません。管理人ならfigma買いますもん。
理由はいくつかありますけど、特に下記2点です。

1.素組みのクオリティはfigmaの方がかなり上のはず
2.強度においてfigmaのほうが圧倒的に上

1のクオリティは発売後でないと分かりませんが、上で書いたKDColleのクオリティから、素組みの状態ではMaxFactoryには敵わないと想定しています。

2の方ははめ込み式のプラモデルなので、強度の点においては圧倒的にfigmaですね。カドプラはブンドド"も"できる、ポージング撮影"も"できるという認識です。

結局は8,000円の美少女プラモデルが市場に受け入れられるかどうかの勝負の場面ではないかと思います。カドカワのカドプラとバンダイのFigure-riseと協力して攻勢をかけると違ったのかもしれませんけど、大企業は難しいですね。