お近くに住んでいるおじいちゃまが
急にこの本を貸してくれたんですけど、、
しかも何故か4巻目😂
ロシアのタイガでの実話を書き留めたらしい📙
「俺？それは・・・・・なんのためって、俺もみんなと同じように、人生でしっかりした基盤を持とうと必死で稼げるだけ稼いだのさ。車だって手に入れたいじゃないか。ほら、一台だけじゃなくてさ。他にも生活に必要なたくさんの物があるしね。それなりの家具だとか」
「それだけなの？ただそれだけのために、神にしかない創造の夢を利用していたの？」
「みんなそのために利用しているんだ」
「なんのために？」
「金のためだよ！金がなくっちゃ生きられないじゃないか。着る物だって。例えばちゃんとした身なりをして、少しは良いものを食べたり、買い物をしたり、飲んだり。わかったことじゃないか。それを君は『なんのため？』だとは」
「食べて…飲んで....。でもわかって、ウラジーミル。これらすべては尽きることなく無限に、最初のときからすべての人に与えられている」
「与えられているだって？じゃあいったいどこへ消えてしまったんだ？」
「あなたはどう思うの？どこへ消えたと？」
「簡単さ、最初の頃にあった服は着古してぼろ切れになり、食べ物は最初の人間たちが大昔に食い尽くしたんだろう。今や時代は変わり、着る物の流行も違うし、食べ物の好みも変わったんだ」
「ウラジーミル、神はご自身の子どもに永遠の服と尽きることのないほどの食糧を与えた」
「だから、いったいそれが今どこにあるっていうんだ？」
「すべて今でも保存されている。存在している」
「じゃあ、その隠し場所を教えてくれ。それだけの物がこれまで保存されているという場所を」
「もうすぐみることになる。ただしあなたの気持ちでみなければならない。自分の気持ちによってのみ、神の夢の創造の本質を知ることができるのだから」
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