反省人生最前線。 -74ページ目

愛しさと切なさとモホロビチッチ不連続面。

 福山に帰った。
 長崎の日々は夢の様になだらかに過ぎ去り、リハビリテーションの様に、少しずつ、少しずつ日常に回帰していく。
 相変わらず、自分の弱さや卑怯さや情け無さや下らなさを噛み締めざるを得ない毎日だが、それでも人生は依然として、根拠の無い喜びに満ちている。
 ふと、何日か前、ばあちゃんの居る仏間で、イビキかいて昼寝する従兄弟を眺めながら、暇潰しにギターを爪弾いていた時に口を衝いた、ボブ・ディランのフォーエバーヤングを思い出した。
 若さというものは、端から眺める俺には、それだけでいつも喜びに満ち満ちているが、彼等自身は、無限の可能性という、泳ぎ切れぬ残酷な苦悩の只中に、今日も当て所無く漂っているのかもしれない。それでも、それだからこそ、若さというものは美しいのだろう。それはいつも俺に、微笑みと力を与えてくれる。
 君よ、永遠に若くありますように。
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Wetty・慕情。

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 本日、長崎最後の1日である。家族が土産を買うと言うので街に下りて来た。勿論、俺は買わない。
 福砂屋でカステラを買う為に、長崎駅隣の土産物ビルへ。それにしても、どこもかしこも大賑わいである。
 ただでさえ暑いこの町の、暑苦しい人波を掻き分け駅前に辿り着くと、駅前広場のスピーカーからは、何故かジミヘンのパープルヘイズが轟音でプッシュされておる。暑苦しい。余りの息苦しさに顔を上げると、周りの壁は全面、浅黒い福山雅治のどアップ。
 もぅ何が何やら訳が解らんが、ここまで暑苦しいもんばっかし、よくもまぁ集めた事は、もはや賞賛に価しよう。身体よりも、脳から直接汗が噴き出す様な、空前絶後の不快感。もし俺がハカイダーだったなら、今頃頭部曇りまくりである。
 カステラを食う度にこの暑苦しさが頭を過ぎる事になりそうで、どぅにもゾッとしない気持ちである。

 ところで写真の背景、母の地元の近所の、地元の人間しか知らないような小さな海岸で、俺も小さい頃は良く海水浴に行った場所である。
 昨日も、その海岸で精霊舟を燃やして来たのだが、いつもよたよたと苦労する海岸に下る細くて急な獣道が、スターさんが来るからか、途中まで綺麗に舗装されていた。大したもんだ。

優雅なる軟禁生活。

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 長崎に居る。昨日12時に京都を出発、渋滞を潜り抜け、23時に到着。晩酌。4時就寝10時起床。朝飯ついでにビールを呑んでマッサージチェアでぼんやりしていたら今14時。時間の概念が希薄だ。
 毎年の事だが、なーんもする事が無いので、携帯を取り出して、うってぃに「入れ。」と命令された"GREE"の、モンスター育成ゲームをやってみる。CMでベッキーさんが大層楽しそうに盛り上がってるやつである。
 そんなに面白いものか、と実際やってみると、ほぼずーっと"5"ボタンを押し続けるだけ。
 55555555555555555555。バトル。
 55555555555555555555555555555555555555。バトル。
 何が面白いんかさっぱり解らんが、まぁ暇なので取り敢えず押し続ける。
 555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555。ぁ、レベルアップ。

 心なしかボタンの文字が薄くなってきた気がする。
 55555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555。
 こりゃ帰るまでにはボタン擦り切れて、バッテリー見えるぞ。

車内に響くK-POP。

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 今、叔父一家の車に乗せられて高速道路を疾走している。岡山は小雨だ。うとうとしては目覚め、煙草をふかしてまたうとうと。免許が無いって素晴らしい。福山で母と叔母を拾い、また走る。盆はすぐそこ、長崎はまだ遥か彼方。ではおやすみ。

ミスタープラトニック。

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 今日は昼から岸和田ら辺にあるスタジオで、前原プラトニック淳平のレコーディングの手伝い。彼の弾き語りの曲に俺がスライドギターを入れるのだ。
 遂に俺もギタリストデビューなのだ。スライドギタリスト。北野田のグレッグ・オールマンと呼ばれた俺だが、今では山崎のデュアン・オールマンも兼任しておる。
 意気揚々とレコーディングブースへ。直前、前原君から「ブラックコーヒー、っていうより、カフェオレ、みたいなイメージで。」との要望を受けたが、意味が解らんので無視。そんなふわっとしたリクエストで完璧に御期待に沿える俺ならば、こんな所におるか。
 しかし結構練習もしたし、これ一発OKちゃうか?なんて調子に乗りつつ、念の為、何度か試し録りしているうちに、どんどん雲行きが怪しくなっていく。程なく集中力が途切れ、今まで難なくこなしていたフレーズまでつまりだす。あれ?この指で合ってたっけ?あれ?譜面見てるのにあれ?この状態を"ハマる"という。
 激ハマり。4分程の曲を、2時間以上録り直し続ける。俺、余りに下手糞である。
 失敗する度に「とほほ」という言葉が口から物質となって零れ落ち、床で砕け散って錆び色の砂塵と化す。
 漸く録り終えた頃にはパンツの中まで砂塗れで、おちんちんが川通り餅みてぇになっていた。
 すまぬ、時間を食ってしまった。俺が録り終え、次は前原君がコーラス録音。
 前原、苦戦。さっきまで俺がハマり倒していたせいもあるが、人がハマっているのを見るのは、心の底から楽しい。ニコニコしながら応援。ここに一升瓶があったならば、この他に何の肴も要らんであろう。
 ブースから這い出して来た前原淳平は、パンツの中まで砂塗れで、きんたまが安倍川餅みてぇになっていた。
 名盤の予感、だ。

人を人たらしめる素晴らしき柵(しがらみ)。(転載)

 こないだ、久し振りに堺市は北野田に行って来た。北野田駅からバスに乗って5分程行った、福田という所にあるその名も福田スタジオにてアルバムレコーディングの打ち合わせをして来たのである。
 実は、と言う程でもないが、俺は、大阪に出て来たての19歳から3年程、北野田に住んでいた。しかしまぁその頃は俺も純朴な青年である。わざわざ福田に行く用事も無かったし、こんな辺鄙な場所にスタジオがあって、こんな変人達が夜な夜な集っているなんて、思いもしなかった。
 その後、隣町の深井に5、6年居たんだが、その中頃からだろうか、俺がバイトしていた堺東の伝説のライブハウス"筋肉ホール"で、俺が所属するレーベル"STRAY RAVEN RECORD"の代表、衛藤さんと出逢い、その縁で福田スタジオにちょくちょく出入りさせてもらうようになったのだ。
 縁てな不思議なもので、事務所社長のさとたかしも、こないだ別の筋からこの辺境スタジオに辿り着き、今ではちょくちょく出入りしているという。
 スタジオのオーナーでレコーディングエンジニアでもある、間所氏とさとが二人で打ち合わせていると、いつも最終的に「すのうの鳴かず飛ばずぶりをもぅちょっと何とか出来んものか?」という話になり、いつも結論は出ぬまま終わるらしい。ほっとけ。ぃゃほっとくな。
 てな訳で、縁については色々と思うところのある俺だ。「縁を大切にする」て事は、「人を大切にする」て事である。知ってる人も、知らん人も、好きな人も、憎い人も。
 気付いていないだけで、全ての人達がどこかで繋がっていて、孤独なんか感じる暇も無い程、実は我々、世界中全ての人と縁がある。即ち、「縁を大切にする」て事は、「この世の全てを愛す」て事だ。
 諸君、人生は喜びに満ちているな。
 うん、何だか急激に面倒臭くなってきたので、続きはまた来週。さらば。

面と向かってブタゴリラって呼ばれてる時点でガキ大将の権威が完全に失墜しているナリ。

 人として産まれて、徒名にブタとゴリラをコーディネートされて、でも名字は熊田て。
 もぅいっそ"キメラ"て呼ばれた方が清々しいよね。

テンションの上下と声のトーンが直結し過ぎな件。

 今日から、ラジオの第二回が配信されておる。前回よりはゆったりと喋っておる。さとと二人で、パイプ椅子をやたらギシギシいわせながらのんびりと。
 しかし俺は誰にも止められずのんびり喋ると、最終的に何だか危険な方向に話題が向かうきらいがあるみたいなので、やはりタローに引きずられてる位が丁度良いのかもしれん。あいつエラいわ。ありがとう。
 と立派な大人は時に客観的だ。

LIVE@高槻T-true。

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 高槻T-true、沢山のお運びありがとう。久し振りの月夜さんは、俺に合わせてくれたのか、何だかちょっとハードロックだった。ぃゃ俺は別にハードロックを嗜んでいる訳ではないが。パワフルでステキなステージだったって事さ。俺はと言えば、ギターのシールドを家に忘れるという快挙を成し遂げ、2曲目辺りまでかなり殺伐としたサウンドてお届けする運びとなった。
 終わる瞬間にやって来た小濱達郎を交え打ち上げ。騒ぎ、愚痴をこぼし、笑った。
 良い店だった。フードも美味いし、マスターはトンガったステキな男だった。男の子はやっぱ、いつまでもトンガってなきゃいかん。
 楽しかったので、ライブどぅこぅは抜きにして、またここに集まって呑もう、と約束して解散。
 みんな、そのうち高槻T-trueでバッタリ会おうぜ。

楽しくなりそや。

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 高槻T-true着いた。月夜リハ中だ。良い店です。JR高槻降りて南口出たら線路沿いの左の方にメガネスーパー見えるわ。その地下。今夜も、愛を、叫ぶ。愛を、咲け、舞。お前、来るべき。

◆7/31(土)SOLO
@高槻shot bar T-true

-with-
月夜

OPEN18:30
START19:00

CHARGE\1000(D別)

ACCESS:高槻市高槻町4-3
サタリー第一ビルB1-B
(JR高槻駅南側『メガネスーパー』の地下一階)
TEL:072-682-0241