北海道を徒然と行く。にじゅうご | 津々浦々を徒然と行く。

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まあ、色々と。色々と。



photo:01



しばらく運河を眺めてあと。


少し悩む。


このまま完全にライトアップされたロマンティックな運河をみるべきか。

急いで札幌に戻り、藻岩山に行き見逃した夜景をリベンジするか。




あたりを散策しながら悩む。






「やっぱ、夜景見たい。」




ということで、まだ少し明るい中光り輝く運河をあとにして、小樽駅へ。



その途中のライトアップたち

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photo:03




雨も少し降ってるからか、ライトに照らされた水滴が光の粒になって、素敵な景観を映し出していた。


小樽駅着。



急いで切符を買う。

ここから札幌まで快速で30分。
札幌に20時半につけば、徒歩と市電で藻岩山ロープウェイの最終便に間に合う

ところがなんと、20時台は快速運行せず(´Д` )鈍行、各駅停車しか残っていない。


かなり迷ったが、もう迷うくらいなら乗っちゃったほうが早いので、各駅停車のローカル線切符を購入。
ソワソワしつつ、札幌駅についた頃には予想外の20:55。


まずい。


のんびり市電になんかのっていたら、確実に間に合わない。
もう悩む暇なんてない。どうあっても、夜景だけは見たい。

函館、藻岩山、室蘭ー・・・いく度となくチャンスに恵まれながら、何度も逃してきた。
男ならここで決める。


駅前で急いでタクシーをひろい、「前の車を追ってくれ」位の勢いで


「藻岩山の!!ロープウェイ入り口までっっっ!!!」とお願いする。


それを察してくれたか、早めにスピードをあげて藻岩山へと急ぐ。


この世には、確かに神に愛された奴らがいる。
ジョンもその中の一人かもしれなんだが、やつは究極の晴れ男。この土曜日に遊びに行く約束してたのだが、昨日まで「台風直撃」進路だったのに、今日になって「台風、本島から逸れる」となっている。


もちろん、自分はそんな能力はない。
運だってない、神の試練を打開する強さだってない。
与えられたことに、喜んだり、耐えたり、でもその生活の中で何かを願ってみたり。

なんでもないただの人間なのだ。



だから、僕は祈ることしかできない。
誰かに助けてもらうことしかできない。



神に、自然に、タクシーの運ちゃんに!



紫苑「間に合ってください(´Д` )」





そして





ロープウェイ入り口 着。




時間


21:25




最終便ギリギリ五分前!





函館も、2日目の藻岩山も、室蘭も
すべてはこの瞬間のための布石だったのだ。

最終日に輝く街並みを目に焼き付けられるようにと、神様が、北海道が、自然が、タクシーの運ちゃんが、俺にサプライズを用意してくれていたのやもしれない。

















スタッフ「あ、今霧が発生していて夜景全く見れませんよ?」









(  Д ) ゚ ゚













紫苑「ちらっと見えたりは・・・」




スタッフ「ないですね(・ω・`)」





紫苑「霧が晴れるのは・・・」




スタッフ「明日あたりと思われますね(・ω・`)」



紫苑「僕明日帰るのですが・・・」






スタッフ「そうですか。残念です(・ω・`)また北海道にお越しください。」









(・ω・`)








お、








お、








小樽運河のライトアップみとけばよかった・・・










い、いや!まて!!まだ方法はある!!


確かJR札幌駅の隣にタワーの展望室があった!!多少高さは足りないものの、逆に霧にかからない分、あそこならば夜景が見えるにちがいない!!


藻岩山を急いで降り、市電に飛び乗る。
そして、ダッシュで、ダッシュで、札幌駅に到着。


(´Д` )紫苑「ハァハァ、や、ハァハァ・・・・夜景・・・ハァ
・・・を!・・・見せて・・・ハァハァ・・・くだ・・・さ・・・い・・・ハァハァ」






スタッフ「すみませんお客様、入館締切のお時間過ぎてしまいましたので、ご入館できません。ご了承ください。」









(´Д` )







ジ・・・





ジ・・・






ジンギスカン食べまくってやる・・・(´Д` )









ということで、ジンギスカンを探し求めたのだが、見つけたお店はいっぱいで座れず、あとはもうどこにお店があるかわからず、歩き疲れ、心折れ、飲み水もきれ、渇き死にしかけ、カバンからニセコの水がでてきて歓喜し、腹が究極に減ったので










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結局ラーメン。





明日!明日だ!!
この際空港でもいい!

明日出発前にジンギスカン食べてやる!!(´Д` )うおおおおおおおお




ホテルに戻りまたマッサージサービスを受け、ビールサーバーで札幌ビールを飲み、明日の朝のタクシー送迎サービスをお願いして、眠りにつく。




とうとう、とうとう、最終日。



この夢のような時間が終わる(・ω・`)





つづく