うた | 津々浦々を徒然と行く。

津々浦々を徒然と行く。

まあ、色々と。色々と。



大きな手で包んでくれた。


子供の私は嬉しかった。




母よ。
いつかあなたが子供に帰る時、同じように あなたを嬉しくさせられるほど、私の掌は暖かでしょうか。






熱を出し不安な私に寄り添った、母よ。




あなたが、死の淵で おそらく私の名前を呼ぶであろうその時に、私はあなたと同じようにそばにいてあげられるだろうか。




わがままものみこんで
他の家の恵まれた子供を見ては謝って




そんな、強くて弱くて、儚くて美しい母よ。

言う事も恥ずかしい「ありがとう」の代わりが 未だに 出てこないのです。






『母の記憶。』



眠れないお(・ω・`)