こんにちは 親子療法協会 宗教依存解放担当カウンセラーの
樹生 茉柊 です
今回は宗教団体における『バチ』のメカニズムについて私なりの分析をさせていただきます
この内容に関しては私の普段のブログの中でも必ず１フレーズくらいは書いてますね
宗教団体では脱会したり、神様の意に沿わない事をすると、
「バチがあたるぞ」「不幸になるぞ」「地獄に落ちる」とか言われます
私のいた宗教団体では「禊(ミソギ)」とか言っていました
なんでこんなことばっかり、信者間で言い合っているのでしょうか
「悪い事やっとたら、まんまんちゃんがバチ当てはるでーー
」
みたいな事を子供の頃によくばあちゃんに言われてましたが、
その延長上みたいな事を宗教団体内でやってるでーって感じですね
確かに悪い事をしたら、それが自分に返ってくる。
犯罪を犯せば法によって裁かれる事を子供や人に教えるのは重要です
宗教団体の中での『バチ』はどちらかというと、教団にとって都合の悪い事をした人に当たるというニュアンスが強いように思えます
例えば・・・・
教団をやめた
教団行事をサボった
教団に対してお金を出さなかった
教団代表の方を批判した
教団の活動をサボった
布教活動をサボった
教団の書物等を粗末に扱った
等々をした人達がバチが当たったり、死んでから地獄に落ちるそうです
しかし、宗教団体の本来の教えによればそんな神様はこんな事で罰や制裁を加えるなどは無いはずです
キリスト教でいう聖書に相当する書物等にそんな事は書いていないはずです。
しかし、宗教団体内ではバチが当たるだなんだとかという言葉がよく飛び交っています
何故なら信者に極力言う事を聞かせたり、お金を出させたり、辞めさせないためと思われます
この様な風潮が自然に出来上がっているんです
中には、「アンタはそのうちとんでもないバチが当たるで」みたいな事を脅し文句に使ってくる信者も珍しくはありませんでした
しかし、時には本当に「この人は神様を怒らす事をしてバチが当たって死んだんやーーー」と思えるような出来事も教団内で何度かはありました
よく宗教依存のカウンセリングを受ける人達でよくあるパターンですが、
ある宗教団体を辞めて何年も経つのに、教団で教えられた事がいつまでも気になってしょうがないという悩みを持っているようです
そんな人達は、いつまでも教団関係の書物やグッズが捨てられないようです
（私は、これ捨てたら絶対に命取られるぞと言われるモノも捨ててしまいました）
（恐怖の断捨離やでーーー）
宗教団体内での『バチ』だとか『地獄に落ちる』だとかはただの『脅し』や『うわさ』です
特に宗教団体を辞めた人達やこれから辞めようと思っている人達はこんな事は一切気にしんといてください
そんな『脅しや』や『うわさ』がなけれな成り立っていかない組織になんかいつまで関わっていたいと思いますか
アナタは本当はどうしたいですか？
自分を信じて、幸せに向かっていってください
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