身体操法シリーズは今のところ2種類あります。
一つは身体操法
腰、骨盤から始まりハラ、腕、脚、座と続くシリーズと
もう一つは気脈開通法
帯脈から始まり亀、魚、カエル、そして玉華環乱と続くシリーズです。
身体操法シリーズは身体をパーツに分けてアプローチするワークで二つ目のシリーズは主に骨盤基底部に重点を置いたワークです。
身体をパーツに分けて行うアプローチというのは伝統の型は身体の各パーツが同時に連動しながら動くわけですがそれを身体の各パーツに分けて行うことで最終的に動きの質的転換を図るわけです。
これは3センターで見るなら各センターの混線回路を取ってからそれぞれのセンターを修復して順当な回路で繋ぎ直す、という事になります。
こういったアプローチをする理由は各センターの混線具合があまりにひどくなっているのが現代人なので混線回路が出来たまま伝統の型をやった場合、内功の力を感じる事が出来ない上に、型によっては身体を壊す可能性が高いからです。
正確な回路が出来ている場合はちょうど自転車のペダルを漕ぐと車輪が回るように内的にエネルギーが巡りますが回路がぐちゃぐちゃだとつまりぺダルと車輪の連結が乱れていると自転車はギタギタに動きます。もしくはチェーンが切れているとペダルを漕いでも車輪は回りません。
1の腰、骨盤で身体の基盤を整えて2のハラで螺旋状に動く丹田を作り3の腕で全体的なエネルギーの柔軟な方向性を獲得して4の脚で初めて内功的な脚の使い方を学びます5の座でようやく全体的なエネルギーラインと骨盤基底部との連携するワークを行います。
気脈開通法の骨盤基底部に重点を置いたワークというのはワークをどれだけやっても効果が感じられない方の為のワークでエネルギーの貯蔵庫である丹田にエネルギーを貯めた上でそれを漏らさないようにする、そしてそのエネルギーの転換という所までアプローチしています。
帯脈1で骨盤基底部の輪郭を作り
帯脈2 亀で基底部と基底部に関連する場所を
作ってさらにエネルギー漏れないようにして
帯脈3 魚でさらに大きなフィールド内での気脈の
流れを作ります
帯脈4 カエルは背面と脚の強度を増した上で骨盤基底部をさらに強化します。
玉華環乱では性エネルギーの変容というテーマでワークを行います。
あと基本的に重要視しているのは座学で両講座共にワークの基本的な気脈ラインについて解説しています。
座学の重要性というのはそれぞれのワークの全体的な位置付け、身体内の構造がわかれば自分で自主的に必要なワークが出来る、自分で進める、からです。
以上、生徒さんから先日質問がありましたので2つのクラス内容の違いについて解説させて頂きました。
今後は身体操法の背骨クラスやzoomの腕、気脈開通法のフォローなども考えております。
また個人セッションもやってますので気脈開通法を受けられた方も是非。
以上宜しくお願い致します🤲
KRANTI