MARCH大学にとって、入学者の入学者の学力の天井を上げるには共通テストはとても効率的な良い制度です。
中央官庁にMARCH大学卒業生が増えているのも、難関国家資格合格者が確実に増えていることでもその成果がわかります。
という記事を先日書きました.
その一部重複していた部分を見やすく分け加筆しました。
友人は通産省に入省したH大学の方の上司にあたるのですが、「とても人当たりが良くて優秀で法律にも海外文化にも明るく標準語を話す阪大出身者かと思った。笑」と言っていました。
国立大学出身者のような学術的バランス感覚がH大学で培われるのか、と時代の趨勢を目のあたりにしました。
大学での授業の質の高さと、我が校から胸を張って官僚になっていくという気概を生み出せる肯定感というのは、昔とは全く違う空気を感じます。
そのH大学出身の方は外務省に出向してヨーロッパに転勤していきました。
私の友人はある時思わず「浪人は考えなかったの?」と聞いてしまったそうです。
返答は「一年間のお金とロスがもったいないのと、大学の自由で開放的な明るさに惹かれたので。」
友人はすまなかった、と食事に誘ったそうですが(昭和なおじさんですね)大学カラーそのままに元気で屈託のない笑顔を見せるその部下をとても評価しています。
私もそうですが友人も昭和の古い感覚を持ったままだったということでしょう。反省です。
霞が関界隈では派閥が出来ていない大学卒ということは多少の不便はあるようです。
けれどもどこの派閥にも属していないMARCH大学の、特にH大学は大学カラーそのままに、おおらかな明るさと親しみやすさが人を惹きつけているようです。
六大学であり、MARCH大学の一角の法政大学
モットーは『自由を生き抜く』
先取りの気概と自由な風が吹いているようです。