キッチンをぐるりと囲む汲み置きの水。
原発事故からあと2カ月で2年になるけれど
地震で断水したときの為の水の確保と
後から、発表されるセシウムが検出という検査結果。
ホルムアルデヒドの問題もありました。
なので、だいたい、汲んでおいて2週間くらいしてから使います。



それから、完全な飲み水は、ペットボトルの水。北海道の物と三重県の物。
周りのママ友は震災後から引き続きウォーターサーバーを使っているという。

下は玄関いっぱいにたまった、年末年始にたまった飲料水のペットボトル。
コーラが混じっていますが、多分、100本近くあると思います。

あれから約2年、毎日このような暮らしです。
気にしないで水道水飲めばいいじゃん。
そう思えたらいいんですが。
休み前に大量にペットボトルの水が売れていくのを見ると
遠くからくる親戚の為の物か知らないけど、
誰も言わないけど、気にしているんだと思う。
浦安は、水源的には、放射能のホットスポットとなった、松戸や柏の上に流れる
利根川水系からの水だと思う。
川は放射能を濃縮しながら海へと流れていく。
その途中から、採水するのだから、松戸や柏の土壌が汚染されているなら
ここの水が大丈夫だとは言えないと思う。
ってか、何がどのくらい大丈夫なのか、何ベクレルなら健康に問題ないのか
なんて、本当のところはわからない。
調べたところでデータはない。爆発大破してしまったのでもなく、
今も微妙に漏れ出ていて、放射能は土壌からしみ込み
水に乗って集まり濃縮される。
下水プラントの汚泥からもたくさんの放射性物質が出てると聞く。
学校給食はほとんどの食材が野菜や肉のすべて関東産の物になっている。
千葉や群馬や茨城、神奈川、埼玉の物。
サンプル検査はされているが、基準値以下というだけでゼロではない。
中部より西の人達は、もう原発事故は終わったと思っている。
テレビでも放送されないし、内部被ばくなど自分達には関係のない事だと思っている。
本当にそうだろうか。
私もまだまだ対策が甘いかもしれないけど、何がどう影響しているかはわからないけど。
漠然とまだ内部被ばく対策をしている。
わかってほしい事がある。
こんな記事を書いて何が言いたいのかということ。
原発を再稼働して、一度、でも事故が起きれば、
皆が同じ様な暮らしになってしまうのだということ。
浦安は、原発からは200キ位離れている。
それでも、放射性物質におびえて暮らす毎日になるということだ。
福島の事だけじゃない、大飯でも島根でも玄海でも同じだということだ。
福島に起きたことを対岸の火事だと思っていたら
ある日突然自分の身に降りかかってくる。
自分たちの地域は地震が来ないから大丈夫とか、
怖いのは太平洋側だけでしょ。とか
活断層が近くに無いなら、大丈夫なんでしょとか
ちょっとくらいセシウムが入ってたって、
原爆落とされた人だって、普通に70~80歳まで生きてる人もいるじゃない。
そうじゃないと思う。
もっと、地球規模で、この核という力に頼ることをやめなければ、
まずは自分の近くにある原発の再稼働に反対してほしいと思う。
震災が起こって、原発が爆発を起こして、
私は、200キロ離れていても、ディズニーで夢うつつで現実逃避を
していたのではいけないと思うようになった。
子供達を守りたい。まずは我が子から。
じゃあ、関西に逃げればいいじゃない。
それでは解決しないんじゃないかな。
原発再稼働反対の署名をしたりしてはいるけど。
あの日起こった事を、皆忘却の彼方へ送ってはならないと思う。