<福島第1原発事故>浪江町、染色体検査へ 18歳以下、福島の自治体で初
毎日新聞 12月23日(日)10時37分配信
東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町は来月から、震災時18歳以下の希望者を対象に血液中の染色体検査を行うことを決めた。
放射線による染色体損傷の有無を確認すれば医療に活用できるため、86年のチェルノブイリ原発事故時の作業員や周辺住民、99年に茨城県東海村で起きたJCO臨界事故時の作業員らに用いられてきた。福島県内の自治体で行うのは初めてという。
同町によると、対象は約3700人で保護者の同意が条件。ホールボディーカウンター(WBC)による内部被ばく検査では、ほとんどの人が健康に影響がない水準だった。ただしWBCによる検査が始まったのは昨年6月と遅く、初期被ばくの影響調査も兼ねる。
検査には弘前大被ばく医療総合研究所の吉田光明教授(細胞遺伝学)が協力し、結果が出るまで半年ほどかかる見込み。【泉谷由梨子】
放射線による染色体損傷の有無を確認すれば医療に活用できるため、86年のチェルノブイリ原発事故時の作業員や周辺住民、99年に茨城県東海村で起きたJCO臨界事故時の作業員らに用いられてきた。福島県内の自治体で行うのは初めてという。
同町によると、対象は約3700人で保護者の同意が条件。ホールボディーカウンター(WBC)による内部被ばく検査では、ほとんどの人が健康に影響がない水準だった。ただしWBCによる検査が始まったのは昨年6月と遅く、初期被ばくの影響調査も兼ねる。
検査には弘前大被ばく医療総合研究所の吉田光明教授(細胞遺伝学)が協力し、結果が出るまで半年ほどかかる見込み。【泉谷由梨子】
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染色体に異常があっても無くても、一度傷ついてしまった染色体は戻せない。
例えば元から障害のある染色体異常の子どもを染色体に欠損があるからと言って、
欠けている部分を足すことはできない。
健康不安解消の目的というのはどういう事だろう。
それを調べて、納得するだけのこと。
病気になる遺伝子が作られてしまったのか?遺伝子が変異して病気になってしまう傾向なのか
それがわかれば、因果関係から、保障対象を狭めることができるからか。
目的はわからない。
例えば自然発生的に障害がおこったと思われる事例を被曝していない地域でも比べるのか。
福島だけを調べて、それでどうするのだろう。
ただ、その細胞分裂のスピードを調べて病気が発生する時期を特定するのか?
どこまでが補償対象内でどこまでが違うかの線引きなのか?
あとから出てくるいろいろな障害のタイプを福島原発事故由来の放射能のせいなのか
そうじゃないのか、どうやって区別するのだろうか?
甲状腺ガンの遺伝子を調べてどういう発生の過程をしたのか、
もともとの親子の遺伝に異常はないのか、そこまで追跡して調べて
判明した人間だけ、お金で損害賠償?
どっちにしても、一度傷ついた遺伝子は元には戻らない。多少の修復は
細胞分裂の過程でされるかもしれないけどコピーの段階で間違った情報は
間違ったままコピーされる。
人間は、コンピューターじゃないから修正プログラムなどない。
どうするのだろう。体内の除染はできません。
障碍者を染色体操作で健常児にできるわけじゃない。いったい何をしようとしているのだろう。
やっぱり実験動物(モルモット)なのか?