「恋人よ」に出てくる佐藤浩市さんの様な路線ですかね~。
もうずいぶん昔のドラマのような気がしますが
鈴木保奈美さんが、主演のドラマでしたが・・・。

今まで、キムタクといえば、カッコイイ男の役ばかりやってきたと思うんですよね。
俺について来い・・・みたいな。
それは、ジャッキー・チェンやジョニー・デップをリスペクトしているんだろうなと思うのだけど

香港映画に代表されるカンフー映画のように強靭な体やアクションは

キムタクには求められていないと思う。ロン毛の時は、まさにジャッキーそっくりと思っていましたが。

良き父であり、アウトローな感じのジョニーも素敵だけど、
そもそも、ジョニーはとても演技が上手い。
どんな役でもこなしてしまい、どんな人物にもなる。
そもそも、どん底から這い上がった生き様のある、ハリウッドスターとは
生きてきた人生の経験が違いすぎると思うのね。
人間としての味がまだまだ、キムタクには足りないと思うんだよね。
キムタクはどこまで行っても、どんなドラマの中でもスクリーン上でも
木村拓哉なんだよね。
同じスマップの草なぎ君がどんなドラマの主人公にもなれてしまう分、
草なぎ君はある意味、どんな女優さんも引き立ててその女優さんの演じている女性を
どこまでも支え続ける控えめな、無償の愛を演じる事がすごく上手いのだけれど
やっぱりいい人なのよね~。キムタクのように引っ張っていく男はなかなか演じられないと思うのね。
それは俳優さんとしての個性だから違うのはしかたないし
香取君とかは、現実にはいないキャラであったり、障害者の役であったり
演じつつも、薔薇のない花屋のような、明るくて爽やかな外見とギャップある心の奥底
を演じてみたり、一生懸命俳優としての自分の立ち位置を開拓してきたと思います。
じゃあ、中年期に差し掛かったもう若い時ほど綺麗でも、美しくも、力強くもかっこよくもない
キムタクが行く路線は同じジャニーズなら、モッ君が目指した路線(演技力があるならだけど)
もしくは、そこに立っているだけでも、男の色気と情けなさと可愛さも感じる
佐藤浩市の路線なんじゃないの?と思うわけです。

アクションは、真田博之とかそっちの路線に行きそうな織田裕二に任せたらいいし
金八先生のような田原のトシちゃんが行った路線は、江口っちゃんが今挑戦しちゃったし
西田敏行さんのような路線は、今更笑いや人情物→寅さんの路線は無理だし。
高倉健のような渋い路線は石原軍団とかTOKIOの長瀬君が行っちゃうと思うのよね。
それだと残る路線は、やっぱり恋愛路線・・・。
この間の月の恋人は確実に女優さんがミスキャストだし
脚本も、なぜ、恋愛にもっと重点を置かなかったのかと
残念に思うし・・・。
キムタクには本当に女性に翻弄されて欲しいのよね。
なかなか、良いパパの生活臭を背負っては、厳しいだろうし、
そろそろ俳優として脱皮しようよと思うわけです。
スマップのバラエティを見ていても、色気を感じる瞬間がないよね~。
アウトローな岩城光一の路線はGTOの鬼塚英吉やってた反町隆史が行くからさ。
本物の大人の恋愛ドラマをやって欲しいのよね。
勝手な妄想だけど峰富士子のような吉瀬美智子と
「べつに・・・」と離婚騒動で注目度が高いけど
若い、天使と悪魔の顔を持つ女、沢尻エリカとかにはさまれて、
男としての行き方とモラルとにんげんのずるさに苦悩する男を演じて欲しいわぁ。
脚本は野沢尚でお願いします。
きっと、ファン層のアラフォー以上の女性が嵐もいいけどやっぱり大人の男の色気よねと
思ってくれるはずだから。
それには多少エロスに引きずられるような色気のある演技
ベッドシーン入れろというわけじゃありませんが
見る側が、そんな大人の男のキムタクと間違いでもいいから恋をしたいと
思えるような、脚本が大事でしょうね。
そうすると、そうですね。古谷一行や役所広司のような、
大人のロマンスを演じられる俳優さんになっていくんでは?と思うのですが。
どうなんでしょう?ジャニー北川さんにお願いしたい。

「恋人よ」・・・あらすじ(野沢尚のオフィシャルサイトより抜粋させていただきました。)
結婚式三時間前に、愛永は夫の裏切りを知った。遼太郎の元愛人と名乗る女が、愛永の元に押しかけ手首を切ったのだ。
こうした絶望と迷いの真っ只中で、愛永は、自分と同様に結婚に絶望している男性と知り合う。実に結婚式一時間前の、新しい恋だった。
男の名前は宇崎航平。彼もまた、結婚式二時間前に妻、粧子の裏切りを知るのである。妻のお腹の中の子は自分の子ではないかもしれない……、そんな絶望を胸に愛永と出会うのだった。
二人はお互いの存在により、今の悲しみから救われる。そして、すべてを承知した上で、結婚式に臨む事を決意する。そして半年後、航平の誕生日に再会することを誓って、二人は別れた。
航平は偽りの家族と知りながらも、懸命に幸せになろうとした。妻、粧子もまた子供の父親が航平であることを願いながら、普通の新婚夫婦のように、暮らしていた。月日が経つうちに、航平は愛永とのことがまるで夢の中の出来事だったように思う。
そして航平の誕生日がやって来る。愛永は現れた。隣の空き家に引っ越してきて、眩しいくらいの笑みでよろしくと言った。
驚いたのは航平だけではなかった。お腹の大きな粧子を見た遼太郎、そしてお隣のご主人として現れた遼太郎を見た粧子。そう、この二人こそ今もお互いの心を捕らえて放さない、かつての恋人同士であった。
愛永と航平は互いに触れ合うことを許さず、郵便局の私書箱を通しての手紙の交換で精神的な絆を深めていく。一方遼太郎と粧子は安らかな家庭と激しく燃える愛の狭間で揺れ動く。その大人たちの不可思議な恋模様を冷淡に見つめ、無防備なまま愛永に愛を求める達彦の出現……。
何が正しくて、何が間違っているのか、それは誰にもわからない。塀を隔てた隣同士の二組の夫婦は本当の愛に辿り着けるのか。「親愛なる者へ」('92)、「素晴らしきかな人生」('93)、「この愛に生きて」('94)、の野沢尚脚本の夫婦三部作の集大成ともいえる「恋人よ」ではある究極の愛の形を描いていく。
このドラマで描かれるのは不倫愛でも、それは奪う愛ではない。ヒロインの愛永は隣に住む航平を心から愛している。そして航平の幸せを心から祈っている。決して触れ合うことのない、しかし身体のつながりなど比べ物にならないほど強く結ばれている二人の心。そんな愛永流の愛を視聴者に見て欲しい。このドラマを観た後、一番大切な人に手紙を書きたくなるような、そんな切ないけれど暖かいドラマ。
こうした絶望と迷いの真っ只中で、愛永は、自分と同様に結婚に絶望している男性と知り合う。実に結婚式一時間前の、新しい恋だった。
男の名前は宇崎航平。彼もまた、結婚式二時間前に妻、粧子の裏切りを知るのである。妻のお腹の中の子は自分の子ではないかもしれない……、そんな絶望を胸に愛永と出会うのだった。
二人はお互いの存在により、今の悲しみから救われる。そして、すべてを承知した上で、結婚式に臨む事を決意する。そして半年後、航平の誕生日に再会することを誓って、二人は別れた。
航平は偽りの家族と知りながらも、懸命に幸せになろうとした。妻、粧子もまた子供の父親が航平であることを願いながら、普通の新婚夫婦のように、暮らしていた。月日が経つうちに、航平は愛永とのことがまるで夢の中の出来事だったように思う。
そして航平の誕生日がやって来る。愛永は現れた。隣の空き家に引っ越してきて、眩しいくらいの笑みでよろしくと言った。
驚いたのは航平だけではなかった。お腹の大きな粧子を見た遼太郎、そしてお隣のご主人として現れた遼太郎を見た粧子。そう、この二人こそ今もお互いの心を捕らえて放さない、かつての恋人同士であった。
愛永と航平は互いに触れ合うことを許さず、郵便局の私書箱を通しての手紙の交換で精神的な絆を深めていく。一方遼太郎と粧子は安らかな家庭と激しく燃える愛の狭間で揺れ動く。その大人たちの不可思議な恋模様を冷淡に見つめ、無防備なまま愛永に愛を求める達彦の出現……。
何が正しくて、何が間違っているのか、それは誰にもわからない。塀を隔てた隣同士の二組の夫婦は本当の愛に辿り着けるのか。「親愛なる者へ」('92)、「素晴らしきかな人生」('93)、「この愛に生きて」('94)、の野沢尚脚本の夫婦三部作の集大成ともいえる「恋人よ」ではある究極の愛の形を描いていく。
このドラマで描かれるのは不倫愛でも、それは奪う愛ではない。ヒロインの愛永は隣に住む航平を心から愛している。そして航平の幸せを心から祈っている。決して触れ合うことのない、しかし身体のつながりなど比べ物にならないほど強く結ばれている二人の心。そんな愛永流の愛を視聴者に見て欲しい。このドラマを観た後、一番大切な人に手紙を書きたくなるような、そんな切ないけれど暖かいドラマ。
最後になりましたが・・・私、キムタクファンじゃないですよ。・・・でも、テレビを見ていて、
なんとなく、弱気なキムタクが気になっちゃって。
今までのキムタクなら、バスケのゴールを決めるのに、
「もし入らなかったらごめん」なんていわなかったよな~って思って。
周りにいるどんなアラフォー男より、あんたはかっこいいんだから、
頑張って欲しいと思っちゃって・・・。