土地を買うときに気をつけること。 | 子育てというボランティア

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今回、こんな未曾有の震災が起こり千葉県でもたくさんの住宅が傾いたり
津波にお家が流されたりしている。
私は、土地を買うときに、昔から、父や祖母から言われ続けたことがある。
 
それは、地名に州、川、浜、田、沼などが入る場所の土地は買っては駄目だよと
よく言われた。
それは、もと、川だったとか、川の中州を埋め立てたとか
そういう場所で、過去に大水が出たりして何度も流されたりした事がある場所
の可能性が高いとか、阪神淡路大震災の時も、埋立地だった
六甲アイランドが液状化したという話も聞いていたので
浦安にお家を買うときは、すごく悩んだ。
 
一昨年の夏以前のブログを自分でも見ていると、
不思議に思うのだけれど、浦安市は、市の4分の3の埋立地の方が
圧倒的に地価が高い。JRの駅からの距離は余り関係ない無く
海に行けばいくほど高い感じのする地価でした。
 
だから、関西から引っ越してきた私の中では、なぜ???
と言う疑問がひどくあった。
それでも、そんな地震が来たら、駄目になるような場所に
ディズニーが出来てるわけ無いよ~。
とか、もしもの地震の時は、ディズニーには何万人分かの食料と
毛布とかが、確保してあるんだって。ほんとに地震が来るなら、
ディズニーの中で地震に遭いたいわ・・・なんて
欄ちゃんと笑い話をしていたくらいだ。
 
欄ちゃんは江戸っ子なので、浦安に来てからは、
15年位だと思うけど、一度も地震なんかあってないし、
そんな関東大震災クラスの地震が来るようなら
東京も終わりだよね~って
私が欄ちゃん家のお向かいに引っ越してきた
去年の二月に話をしていたんだよね。
津波が来たら、真っ先に海沿いのディズニーは波に飲まれて、
ss・コロンビア号が本当に航海に出港しちゃうよなんていっていたんだよね。
 
あれから約1年こんな地震が来るとは思ってもみなかった。
幸い東京湾の直下型地震を想定しての話だったので、
新町中町地区の液状化ぐらいで、浦安市は津波にやられなかったのは
不幸中の幸いだったと思う。
 
実は、今回浦安市内で一番被害の大きかった、
今川地区に一昨年の夏お家を買う予定だったんです。
でも、売主さんの売りたい金額とうちが買いたい金額と
建物が、築30年と古かったので、リフォームの事を考えたら、
そんな高い金額は出せないと交渉決裂。
こっちは、ローンも通っていたけど売主が
・・・というか、仲介業者が両手契約だったので、
値を下げさせなくて、うちの予算をもっと出せと
主人の親とかから、援助してもらえばどうですか?
と人の足元を見た営業をしていたんですよね。
それと言うのも、そこの学区の中学が抽選制になっていたから
長女は偶然抽選に当たったけど
次女の入学が翌年に迫っていたから。
 
・・・でも、その時は、結局、うちは折れないで
この金額でないと買わないと突っぱねたので、
結局買い逃しちゃったんですが。
・・・その後、何回かそのお家の前を通る事があったけど。
(主人の会社の上司が今川にお住まいだったから)
建て替えられてはいなかったから、
売主がそのまま住んでいたか否かは知らない。
 
そのお家には、私の知り合いも偶然交渉に入っていたことを
後で知って、でも、その知り合いも、金額が折り合わなくて、
その金額なら、埼玉のもっと広い土地に新築が買えるって、
去年の3月に引っ越していったんですよね。
彼女はラッキーだったと思います。
 
うちは子ども達が多いので、学区にある
中町のマンションやテラスハウスの形状の
今川団地や見明川団地に住めるわけも無く
当時の不動産屋には、その程度しかローンが組めないなら、
そういうところで我慢するか、市川市や佐倉市や
海側の稲毛とか九十九里辺りに行けばいいんじゃないの
それか、一生借家に住んでたらいいんじゃないですか?
とボロカスに言われましたが。
 
・・・その後、私の方は、ご存知の通り、違う不動産屋で
中町に隣接した元町の外れを半年後に買う事になり
地盤の事や、元、何が建っていた場所なのか?とか
買うときは、かなり細かい事を営業さんに聞いて
そのたびに資料を取り寄せてくれて、引渡しまでは
4ヶ月と時間がかかったけど無事に購入でき
今に至っているわけです。
偶然かもしれないけど、幸い欄ちゃん家もうちの家も、
近所の地区はほとんど無傷でライフラインも寸断されずに助かった。
 
今川を買えなかった時は、私は父や、祖母が言ったとおり、
川って地名がついてるからきっと元、川だったとか
地盤がきっと悪かったりするかもよって、
自分で自分を慰めていた。
でも、あの時は、本当に、誰一人地震でこんな状況になるなんて
思っていなかったんだよね。
埋立地は、土地が弱いとか六甲の液状化とか
知っていたけど、
 
地震に強いよう、道路もゆったり作ってあるし
住宅も30坪前後で、面で支えるように基礎もしっかりしている住宅がおおいから
素晴らしい町並みなのだと不動産屋のセールストークに
買っちゃった人は多いと思う。
ただでさえ今回被害の多かったその学区の地区の戸建は、
年収1000万以上のセレブしか住めないし
マリナーゼという言葉がはやったけど海側の高層マンションより
この地域のほうが本当はお金持ちが多いんだよね。
 
だから、まあ、すぐに浦安は復旧するだろうけどね。
でも、やっぱり思うことは、昔の人が言っている迷信だと思わずに
きちんという事は聞いておく事だと言う事。
祖母には、九十九里には行ったらいかん。
みんな津波でやられるぞ。
確かにあのあたりなら1000万円台で広々とした海が目の前の土地付き新築が買えた。
安いってことはそういうことなんだと感じました。
知り合いが長生村に住んでいたんだけど、
偶然にも、彼は、年末で仕事をやめ、親戚の九州へその場所を売って
引っ越したとの話だった。海まで数十メートルだから、
夏は遊びに来てもいいよと言ってくれてたので、その話を聞いた時は残念でしたが、
彼の両親は早くに亡くなっていたから、
きっと、ご両親が、助けて守ってくれたんだろうなと思う。
 
この世の中には、自分の目と手と足でしっかり調べてわかることと、
直感で感じてここはダメと思うものがある。
それがわかるには、しっかりアンテナ張ってることが大事だろうな。