アンコンシャス・バイアス(無意識バイアス)とは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」をいいます。(サイトの本文より引用)
先々週くらいの報道特集で、アイヌ民族への差別を取り上げていた際に紹介されていた「マイクロアグレッション」に興味を持ち、調べてみました。
無自覚の差別、悪気の無い差別とも言い換えられるかもしれません。
マイクロアグレッションは、アンコンシャス・バイアスから生まれると。(横文字アレルギーからするともう、お腹いっぱい💦)
要するに、自分の中の価値観が全てだという思い込みから、まったく悪気なく、他者を決めつけて無邪気に傷つけちゃう、って事なんだと思います。(めちゃくちゃはしょっていますが、平たく言えばそういうことかと思います。)
以前ブログでも紹介されていましたが⬇️のような「ずるい攻撃」とはまた違った意味で厄介だなと思いました。
受動攻撃も無自覚なことはあると思いますが、相手に対して好意的ではないという土台があります。
しかしながら、マイクロアグレッションは、相手に好意的な場合が往々にしてあるというところが厄介なんだと思います。
「いい人なんだけど、言葉に緊張感が無いなー💦」とか「悪い人じゃないんだけど、思ったことそのまんま口にしちゃうよね💦」とか。😱ついつい口が滑っちゃう、そしてそのあと自己嫌悪なんて経験、ありますよね…?
「ほら、あたし正直な性格だから、ついホンネが出ちゃって💦」←なんのフォローにもなりませんね😅むしろトドメを刺しています。(○ザエさん的迷惑系無邪気)
よかれと思ってかけた言葉や行動で、相手を傷つけてしまうこと。自分の考え方の傾向を客観的に見ることができれば、もう少し慎重に言葉や行動を選べたのではないか。自分の価値観を信じすぎてはいないか。
毎日の支援の中で、慎重に考えた「つもり」になって関わっていないか。
特に支援を行う現場では、自己覚知が大切と言われる理由はこれなんだろうなあと思いました。
多角的な視点なんてもっともらしいことを言ってみても、所詮60年足らずの経験値で、無意識に取捨選択して溜め込んだ末に醸成された価値観です。
でも、自分を客観的に俯瞰で見るなんて、そんなに簡単なことではないのだと思います。
とはいえ日々日常、自分を疑いながら生きていくことも、しんどいことだと思います。
ならば、他人の意見を謙虚に聞く、素直に自分のいたらなさを認める、率直に謝る。これが、自己覚知への近道なんじゃないかな、と思いました。
いつまでたっても気持ちは10代20代のままですが、まわりから見れば「考えが凝り固まったシニア」であり、「ものが言いにくい相手」なのかもしれない、と
受け止めながら生きていかないといけないなあ…と改めて思いました。
なんだか固い話になりました💦
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
🌼本日は茨木市のアルプラザのマルシェに出店しています。お近くの方は、どうぞお運びください。
🌼今週は土曜営業があります🤗
限定スイーツは、ひんやり涼しげな「抹茶ゼリー」をご用意してお待ちしております。お楽しみに❤️