放デイの行く末はどうなるのか。 | 今日はどんなことしようかな?

今日はどんなことしようかな?

合同会社スノーフレークが運営する障がい者就労継続支援B型の「あすてる」が水曜日、
一般社団法人パルフェイトが運営する障がい児通所施設の「わんすてっぷ」が金曜日、
そして
両法人の代表が「法人代表」が週末を担当し、更新しています!

おはようございますニコニコ


昨日は晴れましたね晴れ


夕方に近づくにつれて


黒い雲が増えてきました。


本当ならば


まだ洗えていない冬の毛布を


洗いたい天気でしたが


昨日は出勤だったので


今日こそは洗おう筋肉


と思っていたのに天気悪っっ泣


後1週間延ばすかなぁ〜


午前中はオンライン研修で


昼イチはワンコのトリミングだし


どんどん


後回しにしてる感が否めない(笑)


けど、乾燥機のみで乾かすには


厚みがあり過ぎる毛布なので

(寒がりなのでめちゃくちゃ厚い)


できれば陽にあてたいのですグッ




さて。


表題の件を何故取り上げたか


なのですが


このところ放デイの閉所を


身近に感じているからなんです。


我がスノーフレークも


昨年10月にりとるまーちと


わんすてっぷとの合併を決め


半年後、


りとるまーちを閉所しました。


その少し前には


別の事業所が閉所したのですが


今年度に入ってからも


閉所の知らせが届いているので


保護者の皆さんは


気持ちが落ち着かないと思います。


以前のブログで


市のホームページに掲載されている


事業所一覧表について書きました。






長く運営してきた事業所であっても


閉所に至る代表的な原因は


5点程あります。




①事業所増加で競合し、

 利用者数の確保が難しい

②規定が厳しく、

 有資格者の人材確保が大変

③3年に一度の報酬改定で

 収入の予測が立てにくい

④運営に係る煩雑な処理を熟知して

 活かすことができる人材が少ない

⑤定員で利用人数を制限しているため

 収入に限界がある




一般企業であれば


企業努力で増収に向けた戦略と


サービス向上による売上アップや、


素質のある人員を育成し


企業の発展に繋げる、


余剰金を留保するなど


存続するための策を講じられますが


この事業は


例え育成が難しい人材であっても


資格保持者を迎え入れねばならず、


そこまでして有資格者を揃えて


うまく回せていると思ったら


3年後には別の資格が優遇される…。


利用人数に制限があるため


一定額をこえた増収が見込めない、


定員をこえた契約はほぼできず


欠席された場合の補填はほぼ無し。


これでは常に危機感MAXで


大手チェーンの施設ほど


撤退する可能性があると思っています。


他の自治体と比較ができる分、


採算が取れない自治体に在る事業所を


整理していく可能性があるからです。




今回このテーマを書くきっかけに


なったのは


開所歴の長い事業所が


続けて閉所するという事実と、


ある保護者さんから今後、


放デイがどうなると思っているか


質問をいただいたからなのですが


あくまでも私個人の考えでは


2024年度の報酬改定の影響が


夏休み明けに見えてくると思います。


その次は年度末ですかね。


理由は


例年、夏休みも平常通り


短時間サービスをしていたデイが


今年は一人に対して


5時間以上のサービスをしないと


休日の報酬がとれなくなり


昨年までの夏休みとは


ガラリと違うサービスを


初めて経験した後で


色々と考えることになるからです。


長時間仕様のプログラムを新たに考え


5時間滞在する児童が


一度に10人いたら


職員が疲れてしまうかもしれません。


そして


よくある現象としては


年度末に向かっていく過程で


12月の賞与を受け取ってから


1月末で退職、


または


区切りよく年度末で退職、


という職員が現れますから


その者が


配置に必要な有資格者だったら


運営ができなくなってしまいます。


それはドライバーも同じで


運転手が居なければ


迎えにも行けず利用していただけません。


本当に他人ごとでは無いですし、


明日は我が身だ


と思っている事業所は


ウチも含め少なくはないはずです。




不安を煽るつもりはありませんが


今、通われている事業所が


3ヶ月先に存在するという確約は


できないんじゃないかと思っています。


もちろん、


規定より多くの人材を確保しておけば


すぐにどうこうはなりません。


その上、


配置人員が多い方が


安全確保やサービスの充実、


有給休暇も取得し易くて


職員の福利厚生が満たされます。


が。


そのような環境にするには


国からの報酬が見合っておらず


利益が薄くなり


利益の留保はできません。


そこに流行病などで


利用者に欠席されると


収入が得られず赤字になります。


これは


3年前に


スノーフレークで起きた実情で、


今回、


立て直すための改革をした結果、


余裕はありませんが


なんとか存続できています。


なので


全体的に見て


今迄通りに運営していると


行く末は厳しいものと考えます。




『今迄通り』という言葉には


利用する側も注意が必要で


これを機会に


見直すと良いかもしれません。


A事業所には療育の助言、


B事業所には余暇を楽しむなど


利用している事業所に望むことを


3項目程に整理しておき


もしも休所や閉所された場合に備えて


同類の事業所候補を浮かべておくと


慌てずに済むかもしれません。


あとは


自宅への迎え、送り時間や


事業所の開所日数には着目し過ぎず


サービス内容に対して


望むことを挙げる方が良いと思います。


何故なら


事業存続のためには


ご利用者のこと、


会社の運営のこと、


現場で働く側のこと、


この3点を無視していては


成り立たないからです。


そもそも人と人との集まりには


それぞれの立場から見た


視点を取り入れて


折り合いがつけられる条件を


見つけることが必要ですから


この事業も例外ではない


と言えるでしょう。




長々と書きましたが


保護者としての私ならこうする


ということと


運営していて感じていることを


素直に投稿しました。


何かの参考になれば幸いです。




珈琲を飲み干したので


研修受講の準備をします。


それではまた次回ウインク


良い休日をお過ごしくださいルンルン