感覚過敏ってどんなもの? | 今日はどんなことしようかな?

今日はどんなことしようかな?

合同会社スノーフレークが運営する障がい者就労継続支援B型の「あすてる」が水曜日、
一般社団法人パルフェイトが運営する障がい児通所施設の「わんすてっぷ」が金曜日、
そして
両法人の代表が「法人代表」が週末を担当し、更新しています!

こんばんはニコニコ


今日もやっぱり暑くて


ノースリーブになりましたやしの木


もちろん上着は必ず持参です(笑)


冷凍食品コーナーなんて


寒すぎていられないガーン


車に乗りたてが暑いのでね、


ノースリーブでございますエプロン





さて。


タイトルの『感覚過敏』なんですが


何故書こうと思ったかというと


先日、とある場所で


偏食について話題になりまして


デイの児童でも


高めの割合で偏食があるので


理由のひとつには


感覚過敏があるよねって


話したんですよ。


そこに重なって


長女が息子に


感覚過敏のことを訊ねたい


と言っていたことも含めて


改めて書いてみようと思いました。




まず、『感覚過敏』とは字の如く、


感覚が過剰に敏感な症状で


聴覚、視覚、触覚や嗅覚などを


脳が過大に解釈して起こる症状


と言われています。 


例えば衣類の素材で言うと


綿のごわっとしたところが


肌を刺すような刺激に感じたり


人が多く集まる体育館に入ると


大音量の騒音に聴こえて


苦痛に感じる、


明るすぎる場所では


薄目を開けて外を見たような


景色に見える、


手をつないだり、


ハグをすることが苦手な


接触過敏もあります。


人それぞれ


症状は違っています。





そうすると


『偏食』と思っていても


実は


口内の皮膚感覚が敏感で


フライの衣に痛みを感じたり、


いつもは食べる唐揚げでも


お店が違えば


『唐揚げ』とは違う物に見える


なんてことが起きているから


食べられないのかもしれません。




感覚過敏は


病気や障害のある人だけでなく、


健康な人の中にもいますし、


単に『大袈裟』で片付けたり


『我慢不足』として


耐えることを強いるのではなく


様々な感覚があることを


まずは知ることから


始めていただけたらと思います。




例えば


今はヘッドフォンをしながら


自転車に乗るのは禁じられています。


実はイヤマフの代わりにして


周囲の音を遮断していても


ヘッドフォンをしていると


思われてしまいます。


そこで誰かに注意を受けた時、


本人が『聴覚過敏だから』と


答えたとしたら


理解を示すことができます。




例えば

『いかにも』な人ではないのに

夜にサングラスをかけた人がいたら

理由があるのかもしれない

と想像力を働かせることが

誰かを救うことになる場面に

なるかもしれません。



例えば

ガラガラに空いたバスの中で

わざわざ貴方の隣りに座られたら

貴方は怖いかもしれませんが

もしかすると

貴方のことは目に入らず

座席に拘りがあるのかもしれません。

そんな時、

嫌な顔をするのではなくて

そっと座席を移るだけで

その人の拘りを尊重しつつ

貴方の不快を減らすことに

なるかもしれません。



感覚過敏がない方からすれば


理解することが


とても難しいと思います。


過敏がある方からすれば


「理解してもらおう」と思うと


理解されなかった時に


傷ついたり、辛くなると思うので、


まずは話してみる、


まずは知ろうという気持ちで、


お互いに考えられたらと思います。




私にはたまたま過敏な息子がいて


気がつくまでは


『なんで?』と思っていました。


逆に長女は


感覚が過剰に鈍感な


感覚鈍麻系の箇所があって


いつも口の周りにケチャップや


パンの粉がついてます(笑)


私は長女を見て


『なんでいつもついてんの?』


と思ってましたけど


真逆の症状が両方見れたので


理解は早かったです。




この感覚過敏、鈍麻には


残念ながら


特効薬があるわけではなく


これからもきっと継続しますが


不安やストレスで悪化することも


知られています。


不便な症状ですから


せめて身近な人には理解され、


悪化させない生活になればと


願っています。



明日もスノーフレークはお休みですが


連休明けからもよろしくお願いします