謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり
誠にありがとうございました。
皆さまにおかれましては
ご家族と共に
楽しくお過ごしのことと存じます。
今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど
何卒よろしくお願い申し上げます
かっちりしたご挨拶は
このへんでおわりますけども
夜も更けて参りましたね。
私は本日、
一切外に出ておりません
日頃から
仕事と家事、車の運転に
時間を費やすことが大半なので
元旦くらい外出ゼロの日に
したいと思うんですよ
ブランチはフレンチトーストで
ティータイムは紅茶を淹れ、
ディナーは
我が家には珍しいすき焼きです
鍋はよくしますけども
やはり、すき焼きは
お肉がメインですからね…
さんは
さんより高いんで
登場率低めのメニューです
さて、昨日ブログに書いた
社内研修についてお伝えします。
PECSの研修や
強度行動障害支援者の講座でも
学ぶことが多い
『困った行動に対する支援の考え方』
をテーマとし、
施設合同で開催をしました。
いくつかのテーブルに分けて
ディスカッションをして
グループからあがった内容を
ホワイトボードに書いて
まとめていきます。
ロールプレイを行い
事例に沿った検討もしました。
皆で学んだことを
今年から活かせられるように
頑張って欲しいと思います。
以前、
児童指導員について
放デイや学童、児童施設等で
2年の実務経験を満たすことで
取得できる資格だと
ブログに書いたことがあります。
国家資格でも民間資格でもなく
高校を卒業していて
実務経験が2年あれば
誰でも取れる資格です。
つまり、
勤務したことがある形態の施設、
または
利用者層が似ていれば
通用する資格だと思いますが
転職先が
以前勤務していた施設とは
全く異なる環境だったらば
イチから学び直す必要がある
ということなんです。
サビ児管研修のように
児童指導員の要件を満たした者は
行政主催の研修を受講することを
義務付けすべきだと
私は言い続けて来ました。
それがまさに現場で起きまして
前職も放デイ職員だった者が
『前職で得られた経験は
こちらの施設では役に立ちません。
イチから学び直しです。』
と言っていました。
なので、今月、
強度行動障害支援者の研修を
受けてもらう予定です。
社内研修では
ストラテジーシートを用いて
困った行動に対する分析と
対策の検討を行いました。
そもそも困った行動が起きるには
その背景に様々な要因があり、
しっかりと背景の見立てをすれば
支援者が工夫すべき点が
見えてきます。
事前対応を工夫して検証し、
記録に残していけば
どのような工夫が有効か、
どのようなことがNGかが
分かっていきます。
その結果を共有して
ご家庭での支援にも
活かしていただきます。
ついつい問題行動そのものに
注目してしまい
行動を制限する方法を考えがちですが
それでは出来ないことが増えていき、
ご本人もご家族も
だんだん辛くなっていきます。
そうではなくて
『必ず成長する』
と信じて
分析結果を踏まえた支援を実行し、
良い結果にならなければ
また別のアプローチをすることを
繰り返すことを前提に
支援をしていると
ふと振り返った時には
望ましい行動に変化していた
という事例は少なくありません。
ご家族だけで行うのは
到底難しい話ですから
一緒に考えて
一緒に実行して
また一緒に考える
この繰り返しを
支援者と共にできたなら
その先にはきっと
嬉しいことが待っているでしょう。
こんな思いを書いて
今日は終わりたいと思います。
皆さま、
今年もスノーフレークを
どうぞよろしくお願いします