強度行動障害については
以前のブログで触れています。
ブログや
今回のニュースに書いているように
多くの行動障害は
適切な支援や環境を提供すれば
和らぐと言われています。
ところが
『適切な支援』を知らず、
『適切な支援』が出来ず、
というような環境に置かれた
行動障害がある人が
障害者虐待を受ける割合は
3割を占めているようです。
国は、
この現実を重く見て
支援の質や受け皿を充実させるべく
検討を始めた
というところでしょうか。
報酬を手厚くすることを
視野に入れているようですが
手厚くすると
支援度の高い利用者を
単にかき集めれば良い
という事業所が増えますよね。
ため息が出ます![]()
あ。
報酬の予算は変わらないのが
常ですから
支援度の高い利用者分の報酬を
手厚くするとしたら
その分減らされるのは
支援度の低い利用者分の報酬なので
学習や運動に特化していたり
短時間療育に対する報酬は
厳しくなるかもしれませんね。
私としては
障害特性が理由で
選択肢が少なくなっている方に
報酬制度を適用して欲しいです。
放課後等デイサービスが
習い事ではない位置付けで
存在し続けられるような
制度になるように願っています。
大阪府の令和3年度の
虐待防止支援事業の取り組みや
権利擁護、専門性強化事業は
こちらで確認できます。
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1203/00421552/04_shiryou1.pdf
令和4年になって
どんな課題が生まれたのか
来週の検討会で明らかになれば
と思います。
それではそろそろ学びます![]()
皆さま、
よい一日をお過ごしください。
また明日![]()

