おはようございます
いよいよ3月最終の週末となりました
高槻市の安満遺跡公園では
1周年記念イベントが行われます
このイベントにて
日頃あすてるで
打ち合わせをする方々が
運営に携わっています
お時間のある方は
お出かけされてはいかがでしょうか。
さて。
少し前に取り上げた
『合理的配慮』のお話です。
4月から
新しい環境に置かれる子ども達への
合理的配慮は
学校現場に於いて
きちんと行われているのか
または
保護者ときちんと話し合われてきたのか
前年度の個別の指導計画の内容が
次年度に反映されているのか
とても気になるところです。
1日の大半を過ごす『学校』は
子ども達にとって
大切な時期を費やす社会であり、
適切な支援や配慮を
受けられるか否かで
その家族のカタチを
変えてしまう場所でもあります。
こちらの記事は
『学校』のことだけでなく
合理的配慮のことを書いています。
こちらは
合理的配慮がなされた例です
『前例がない』ことを避けるより
『前例がない』からこそ
次に続く人のために
道を拓く方が大事だと思います。
労力は結構かかりますけど
後で振り返った時に
やって良かったと思えるように
動きたいです。
記事の中にあった
「発達障害の子どもの教育に
本格的に取り組むと、
教育全体の底上げに
なるんじゃないんでしょうか。」
この部分に似た考えを
私がデイの現場にいた頃に
職員に伝えていたことがあります。
実は現場に常駐し始めた時には
集団活動をする前に
活動のルールや並び順を
掲示する習慣がありませんでした。
今では考えられないことですが
大概のことは口頭指示で、
視覚支援は殆どなく
並ぶ時や活動への参加は
職員の物理的な誘導で
成り立っていたのです。
これでは子ども達はもちろんですが
ミーティングノートの説明のみでは
学校お迎えから勤務する
非常勤職員にも分かりにくい…
そこで、
担当職員名を含めて掲示し、
細かいところは
非常勤職員から発信があれば
補足説明をするという流れにしました。
ルールは、
『子ども達に分かる書き方は
非常勤職員にも分かる』
という考えで作成していたので
割とスムーズに習慣化されました。
街の至るところでは
外国人にも分かるように
マークでお知らせをしています。
これは
障がい児にも覚えてもらえば
伝わる事柄が増えるでしょうし、
一般の人々にも伝わると思います。
こういった環境設定、
つまりは配慮をするだけで
楽になれる人がいるということを
様々な立場の方々に
もっと、もっと感じて欲しいです。
以前、
合理的配慮の具体例を
ブログに書いたので
新しい環境に置かれる方が
配慮を希望する時の
参考にしてくださればと思います。
合理的配慮なのか
我儘なのか
線引きが難しいと思いますので
ヒントにしていただければ幸いです。
今日はこのまま雨の一日のようで
事務所でガッツリ書類作成です。
それではまた明日