多様性や個性、障害者という単語。 | 今日はどんなことしようかな?

今日はどんなことしようかな?

合同会社スノーフレークが運営する障がい者就労継続支援B型の「あすてる」が水曜日、
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そして
両法人の代表が「法人代表」が週末を担当し、更新しています!

おはようございますニコニコ

2月最初の週末です。

鬼はぁ〜外、福はぁ〜内節分

豆まきをされましたか?

当たり前ですが

何年食べる豆の数が増え

夕食の後で

豆まきをするのは…ゲフっダッシュ

なんですよねキョロキョロ

恵方巻き代わりのロールケーキロールケーキ

これは別腹です照れ



さて。

こちらは

全国高校生読書体験記コンクールで

文部科学省大臣賞に輝いた

特別支援学校に通う高校生の

インタビュー記事です。






この中で彼女は


聾者以外の人間が普通ではない


と思っていたと書いています。


何故なら先天性の聾で


ご両親も聾で


幼児の時も聾学校に居たからです。


進級して


社会との交流が増えるうち




耳が聴こえない自分が


普通ではなかった




と、悟るのです。


以前、


『車椅子レストラン』という記事を


取り上げたことがあります。









多数派が標準になるのは


よくある話です


英語を話す人が多いから


公用語になりますし、


東京の人口が多いから


標準語になります。


多くの人が出来ることは


『普通』『一般的』と言われて


生活に溶け込んでいるんですね。





建物の入り口のドアは


右手で取手を持つと


開くものが多いです。


左利きの人が思わず左手を出しても


右手で開ければ対応できます。


でも片手で開けねばならない人、


車椅子ユーザーにとっては


簡単ではありません。


押し開きの扉ならマシですが


引き開きになると介助を必要とします。


せめて引き戸なら


なんとかなりますけど


設置のスペースによっては


難しいところもあります。




我が家は


部屋の殆どが引き戸で


階段やトイレ、浴室などに


手すりがあり


バリアフリー化をしている方ですが


玄関扉は引き戸ではありませんし、


宅内エレベーターはありません。


できるところでバリアフリーにしても


私は普段、


あまり恩恵を感じず過ごしていて


『設置しておいて良かった』


と思えるツールでは無いですが


ギックリ腰になったり


片手しか使えない時には


非常に有り難がる私です。


そうなると考えてしまうのは


あらゆる方々の立場に立った視点を


1人ひとりが持つことで


今よりは


優しい世の中になるのではないか


ということでした。





今の『普通』は


割合から導かれたものであって


少数の割合を度外視するものではない。


自分自身のことを


多数派であり『普通』だと思っていても


それは自分が思う自分像であって


他者から見たら多数派から


外れているかもしれない。





だとしたら


『普通』ってアテになりませんね。


少しの配慮があったら


悲しい思いをする場面が


自分の周りから減るのであれば


そこから始めれば良い


そう思いました。








生まれてきた環境、


出逢った人たち、


歩んできた道、


試練に直面した数々…


これらを総合して


人間が形成されているのなら


お互いの違いは当たり前です。


人種、信条、性別、年齢、


社会的身分の違いも障がいの有無も


様々な違いが認められた上で


『個』として捉えられるのなら


違った世界になる行く気がします。


多様性、個性、障がい。


耳にすることが増えてきた


これら単語を


それらしく乱発するのではなく


1つひとつ丁寧に


見てもらえたらと思います。









さて、


そろそろ仕事をしましょうかねウインク


珈琲を淹れてきますコーヒー