おはようございます

週始めの雨は
結構降っていましたね

その後は
すっかり冬の気温となりました

本日は年一回の健康診断です。
昨夜から絶食でございます

健診が終わったら
何を食べようかしら
と、
褒美を考え中でございます。
ランチの後は
DIY実施中のエリアで
仕上げをする予定です

さて、先週のブログに
こう書いたので
今日は後見制度のことについて
書きますね。
そもそも
始まりはこちらからでした。
私はシングルマザーです。
息子には『きょうだい』の
二人の姉がいます。
我が家には
流動資産と固定資産があります。
祖父母は後期高齢者で
祖父には介護が必要です。
叔母は近隣に嫁いでいます。
息子は18歳に達しています。
自分の1日を振り返ってみると
時間的余裕が持てない日々を
送っています。
これらのことを踏まえて
二つの目的を達成するために
動き始めました。
一つ目の目的は
息子に財産を遺さないことでした。
息子が中学生の時に
聞きに行ったセミナーでは
保険金の受取人を息子にすれば
相続の時に確実に息子のものになる
と教えてもらったのですが
年金と福祉制度があるので
息子に財産は不要だと判断しました。
しかし、
息子が私の法定相続人である以上、
私が遺言書に
息子には財産を遺さないように
記さねばなりません。
遺留分に関しては
一旦省いて考えました。
二つ目の目的は
私亡き後に
相続や将来のことを
当事者である子ども達だけで
話し合うことのないように
することでした。
私が生きているうちに
私亡き後のことを話し合うのなら
私が中心となって
物事を運ぶことは出来ますが、
私亡き後、
子どもたち3人で采配をするのは
酷だと思いました。
もしかすると
すぐに集合できない距離に
住んでいるかもしれませんし、
各々に
配偶者がいるかもしれません。
そのあたりに気を遣いながら
相続のことのみならず
息子のこれからのことを
話し合わせたくないと思いました。
何故なら
親世代の相続問題を見ていたり、
私たち世代でも
相続のことで大変そうなのは
感じられますし、
そうでなくても
親が私しかいないので
葬儀や初七日、四十九日など
子ども達でやることになります。
たくさんやることがあるのに
その上、他のことまで…だなんて
申し訳なく思いました。
自分が生きているうちに
出来ることはやっておいて
子ども達の負担を取り除きたい
そう思ったからなんです。
全てが決まった上であれば
子ども達の未来の配偶者達も
いきなり考えねばならなくなるより
幾らか心の準備をして
備えてくれると思いました。
そう願ってのことです。
ここまでお読みになって
ご自身にも
当てはまるところがお有りなら
後見のことを更に掘り下げて
考えることをお勧めします。
もしも現時点では当てはまらない
と思われたのなら
情報の一つとして知っておく
という気持ちで進まれるのが
良いと思います。
こういったサイトもあります。
現時点と18歳目前とでは
結果は異なるかもしれませんが
結果を参考にされて
情報収集の方向性を決められると
良いかもしれません。
息子は字が書けます。
受け答えもある程度できます。
恐らくですが
勝手に契約を結ぶようなことは
怖がってしないと思います。
預金引き出しや
住民票の発行など
本来は本人がすべきことを
本人同意のもとで
代理として行なうことも
きっと嫌がらないでしょう。
そうすると
後見制度の必要性は低めです。
しかし、
あくまでも『現在の息子』なら
という前提です。
息子は手帳所持者ですから
ふとしたことで
今よりも日常生活活動や思考が
後退する可能性は
充分に考えられます。
現に不安が高まれば
身体的に不調が出ますし、
毎日登校できていたものが
出来なくなっていき、
登校ができたとしても
給食を食べずに帰宅することが多く
本人も悩むほど
身体的な不調が出るようです。
昨日、息子は
日帰り修学旅行に参加しました。
学校の決め事で
電子マネーでの買い物が
NGだったため、
現金のやり取りが生じる
ショップでの買い物をしたくない
と息子が言うので
お土産は買わない方向にし、
自動販売機で飲み物が買える程度の
現金を持たせました。
昼食は事前に班の皆で決めた
お店で食事を摂る予定でしたが
人が多いことが気になって
一切食べられず
学校に到着すると
トイレに駆け込み、
帰宅してからもトイレにいました。
暫くしたら落ち着いて
夕食はガッツリ食べていたので
息子は
脆くて危ういものを抱えながら
生活が成り立っているのだと
私は認識しています。
日常生活では
言語とワーキングメモリーの高さで
何とか社会的に適応していますが
その分、
何らかの影響で崩れ易く
上手く心が癒えなかった場合には
二次障がいの症状が出ることが
想定できます。
放デイを卒業された方の中でも
通所していた時とは
別人のような姿になっている方が
いらっしゃいますし、
息子も
『現在の姿』が継続されるとは
言えないです。
これらのことから
親心後見の説明を受け、
進めることにしました。
親心後見とは
基本的には子どもの両親が
互いに任意後見人となり
どちらかが先立っても
子どものことを見守りながら
共に生きていけるように
公証人に証明してもらうものです。
任意後見人は
家庭裁判所が選任をした
(自らが推薦する道もある)
任意後見監督人がついた後から
後見人として行動ができます。
もちろん
監督人への報酬が発生しますが
法定代理人よりも
月額報酬は2〜3万円安いです。
国が選任する法定代理人と違い、
任意後見人は
身内で引き受けるケースが多いです。
法定代理人には
対象者が勝手に契約の締結をしても
取り消せる権限がありますが
任意後見人には
取消権はありません。
それでは
任意後見人を立てる意味がない
と考える方もおられますが
万一、息子が勝手に契約締結をして
業者が契約の有効性を主張したら
手帳取得者であることを理由に
裁判をする覚悟があることを
伝えようと考えています。
筆跡を見れば
年齢相応の字が書けないことは
明らかです。
業者が諦めて
契約無効となればラッキーで、
裁判になったとしても
弁護士費用は
法定代理人の年間報酬程度かと
思っています。
任意後見人を立てずに
このままにしておく選択もあります。
家族がそっとお金を管理しながら
ATMでお金を引き出して
いつか金銭的に
どうしようもなくなったら
国が選任した法定代理人に任せて
国の制度の中で暮らすという状況が
恐らく成り立っています。
それが一番、お金がかかりません。
でも、繰り返しになりますが
今の息子のままでいてくれていたら
成り立つ話だと思ってしまうのです。
それ故に
日々の見守りは
任意後見人の実子に
任せることを選びました。
息子は未成年で
相続に関する手続きをする場合は
特別代理人を立てねばなりません。


息子にも当然、
家庭裁判所が認めた
『特別代理人』がつきました。
司法書士の『特別代理人』が
公証役場での手続きを
息子の代理として
締結しましたが
他のことについては
当事者家族で出来ました。
この任意後見人については
権利の発動を家庭裁判所に
届出しない限り実行されません。
未来がどうなるか
法律がどうなるか
誰にも分かりませんが
既に息子が
18歳であることに加え
ニュースで火事や事故などの
悲しい出来事を観るたびに
明日は私が被害者かもしれない
と思うと
何かしておかねばと
自分の安心のために、
納得の上で支払った金額なのです。
言わば
万一のための保険料を
一括払いしたような感覚です。
高いと感じられる方、
相応だと感じられる方、
それは人それぞれですから
まだ18歳まで時間がある人は
吟味する時間を優先し、
行動されたら良いと思います。
今まで数回に渡って
移行支援的なことを
ブログに書いていたのですが
私が手続きをした理由と共に
今回はまとめました。
そして後書きです。
親心後見のことは
こちらが行なっているのですが
私が案内されたのは
大阪の中の梅田支部です。
実は私は
こちらの藤井奈緒さんも
同じ組織だと思っていました。

支援学校で講座を受講した時に
親心の記録を教えていただいて
思えばあの時から
色々と考えるようになりました。
親心の記録のことでは
知財センターも藤井さんも
同じ活動をされていたと思うのですが
実は別の団体だったことを
先日知りました。
ただ、
おおさか支部か
大阪中央とは繋がりがあるようです。
それと
知財センターの支部同士は
各支部の直接案件の
情報共有はしていないようです。
講座を受講した後に
無料相談を希望すると
居住地で割り振るので
大阪の支部を紹介されます。
でも私はその後、
神戸支部にまわされたので
初めから
兵庫支部に直接連絡する方が
早いと思いました。
神戸では知財センターが
こうなるより前から
障がい分野の手続きを
されていたそうで
とても詳しかったです。
神戸支部に直接連絡をされた方も
いらっしゃるので
特にダメということはないようです。
知財センターは
フランチャイズ的な展開をとり
拡大していると思うので
それならば
大阪支部と勘違いしていて
お話が聞けていなかった
藤井さんからも
聞いてみたかったです。
活動はFacebookで拝見してますし、
知財センターの鹿内さんも
藤井さんのFacebookに
コメントを残しておられるので
てっきり同じ団体だと……
勘違いでした

ちなみに
私が大阪府に住みながら
兵庫県の公証人で
手続きをするのはグレー行為?
という疑問を持たれた方は


個人の依頼者は
どこの公証役場でも
手続きは可能なのでご安心を

以上が一連の出来事です。
また何かあれば
お伝えしますね。
胃カメラがんばりまーす
