おはようございます。
9月は防災の月とのことで
スノーフレークでも
各施設で
避難訓練を企画しています。
現在、社会で問題視されているのは
「複合災害」です。
コロナ感染が拡大している中で、
避難所での感染に対する意識が増し、
複合災害という言葉も
知られるようになりました。
この複合災害が起きたのは
東日本大震災の時で、
インフルエンザのクラスターが
発生しました。
この時の避難所では
およそ50年前の避難所生活と同じ、
床に雑魚寝状態でした。
床に近いと
空気から沈殿したウィルスや
埃に混ざったウィルスを
吸い込み易くなること、
それから
隣の人と口が近いこともあり、
感染しやすい環境だったようです。
その時に学んだからか、
今年の熊本豪雨による避難所では
コロナの感染はゼロだったそうです。
今、言われている対策としては
入口での消毒、検温、
窓や扉の開放、
扇風機を外に向けて動かす、
布カーテンでパーティションを作る、
床から離れた位置で寝具を設置、
(簡易ベッド)
飲食場と生活場を分離する、
面会は外で行ない
外部からの感染持ち込みの防止、
などなど…
避難所が、
単に自宅以外に雨風を凌げる場所
としてではなく、
感染症対策がとられ、
プライバシーがきちんと守られながら
ほんの少しでも
不安が減るような場所になればと
思います。
配慮が必要な子ども達も
安心が手に入れられて
ご家族が周りに
少しでも気を遣わずに居られるような
避難所が確保されるようにと
願っていますし、
ご家族以外の他者からの支援を
受けられるように
日頃から意識をして
支援をしていきたいと思います。
本当は
災害が発生しない方が良いんですけど
起きるもの
と思っておかねばなりませんしね。
急にはこのダイヤルを
思い出せないかもしれないので
掲載をしておきます。
その他、防災に便利なアプリ
このようなものもありますし、
日常で服薬しているお薬を
他者に伝えられるように
お薬手帳を携帯に入れておくのも
大事な防災準備になります。
昨日、高槻支援学校の有志から成る、
防災チームが
オンライン防災講演会を
開催されました。
先程のアプリ紹介は
講演の中で話されていたことです。
このチームの取り組みは
Facebookでも何度か
シェアさせていただいていますが
有志の方々が
一生懸命取り組んでおられて
感銘を受けております。
その講座の中で驚いたのは
日本には「防災士」の資格を
取得されている方が
19万人もいらっしゃるそうです。
こんなにも防災に対して
意識を持っている国なので
もっともっと一般の方々にも
浸透するように願っています。
これからも
このチームの取り組みには
出来ることをさせていただこう
と思っています。
最後になりましたが、
これから冬に向かうことで
流行するであろうインフルエンザと
コロナウィルスが
気になる方が
よく読む記事らしいので
掲載しておきます。
手洗い、消毒、マスク着用、
適度な湿度と有効的な換気、
デイでも
より一層対策をします。
それでは本日はこのへんで。