時々普段着着物の
アラフォーです
ある日3300円で
未仕立ての
八寸名古屋帯を見つけたんです!
ずっと黒地で飛び柄の名古屋帯が
あったら良いなと思っていたんですよ!
本当は染めの柄が良かったのですが
安いので有りです!
刺繍と引箔と思われる
名古屋帯です
倉庫からでてきたのだという
帯の反物の数々
他の黒い帯は原色の模様かつ
キラキラ感が凄かったのですが
これは落ち着いている方でした
それに
八寸なら自分で仕立てられる!

というわけで
買ってきたのですが
絹の黒い糸をなかなか買いに行けず
やっと買ってきました!
1つ250円もしません!
自分で仕立てたら
新品で格安の帯が
手に入ります!✨️
その日のうちに勢いで縫いました!
前回初めて縫ったのは
全通だったのですが
今回は飛び柄です
不安でしたが
この帯を買ったお店の人が親切で
八寸なら自分で仕立てて着るって話したら
※着物姿で物色してました
どうやって縫うと良いか
教えてくれたんです
手先の部分は
元々折り線があって癖がついていたので
そこでかがったら良いよということ
お太鼓は
2尺5寸にお太鼓の柄が入るようにしたら良いと
そこの部分を、測って折ってくれました
全体の長さは
9尺5寸だよ
とのこと
腹の模様は
アラフォーの身長を見て
開き仕立てのほうが幅出ししやすいよ
ということでした
いざ
縫ってみようと思ったら
鯨尺をまだ買っていなくて

あれこれ考えましたよ
そうして帯を眺めたら
↓この写真よく見ると
中央縦に線が見えませんか?

よく見ると合計3箇所にこの線があったんです
1つは手先に
きっとこの線を折り線にかがれ
ということなのだと思います
ですが元々反物の状態で
既にしっかりついた折り線が
似たようなところにあったので
手先部分はそちらを優先しました
残り2つは
お太鼓の方にありました
それを見ると
もう1つはお店の人が
ここから折ってお太鼓にすると良いよと
折ってくれた側にありました
ということは、
この線は
ここから折ってかがれということではないかと!
メジャーで測って
他の帯と比べてもいい位置にあることが
わかりましたので
それを折り線としました
後もう1つの線はよくわからないな
と縫っていきましたら
その線の意味もわかりましたよ
お太鼓側から手1つと半分くらい離れている
その線はそこまでかがれと
言う意味と受け取りました
ちょうどどこまでかがろうかと
他の八寸名古屋帯と見比べていたら
同じようなところにその線があったんです
何やらとっても親切に
織られていたみたいです
ガイドがあるので迷わず縫いました
それから
手先と反対側の処理です
フリンジ部分はどうするんだろなと
手持ちの帯を眺めていたら
昨年仕立てた八寸名古屋帯の切れ端
がカットされて残ってたんです
やっぱり切るんだなと
同じ様に

カットしました!
ちょいと緊張しました!
縫い止めてあったタグも外しましたよ
このタグの古さよ
どのくらい古いものなのかなぁ
少し話が戻り
3つ目の線
お太鼓側をどこまで縫うかの線が
見えるかな
仮縫いの黄色い糸の下側に
うっすら線が入っています

あれこれ考えて
自部分の持っている帯たちと見比べたりしつつ
完成しましたよ

今回は3時間で出来ました
前回の全通は3時間半かかりました
どこを縫うのか考える時間がなかったら
もっと速く縫えたのかもしれませんが
失敗しないことが大事なので
今回はこれで自分の中では合格です
無事縫えて
ホッとしました!
また八寸名古屋帯が
激安だったら仕立てるのかもしれません
