東京バレエ団「眠れる森の美女」浜松公演、
無事に子役出演終演いたしました
まずはスタジオのみんな、仲間を応援して協力してくれてありがとう
水曜日に浜松までみんなで電車で向かい、劇場入り。
お衣装合わせの後、ミストレスの先生にチェックしていただき、舞台でバレエ団のみなさんとオーケストラの演奏に合わせたリハーサルでした。
みんなのテンションは高く上がりすぎ、何度も私からドン叱られ
花のワルツ組は、リハーサルでは練習してきたことを守りながら、団員の方々とのフォーメーションを崩さぬように神経を張り詰めて頑張りました
小姓組は初めてのヒールシューズで列を守って堂々と美しく歩く!
オーロラ姫からバラを受け取る役の子は、タイミングを外さない!
護衛役の男の子はガシッと立つ、走る
等々、それはそれは身が縮むほどの緊張感の中、本当によく頑張りました
そして迎えた本番。
あとはとにかく今までの注意を守り、笑顔を絶やさない
堂々と歩く
城を守る男になる
と、それぞれに課題を意識して、立派に努めあげました
私は前日、当日とも、舞台袖で指示出しをしていたので客席からは1回も観れませんでしたが、
袖から観ていて子供たちの放つ真剣な輝きを観ることができました
芸術監督の斎藤友佳理先生から、「とてもよかった!」と仰っていただき、私も楽屋へご挨拶に行かせていただいて、最後に子供たちとお写真まで撮ってくださって、本当に感無量でした
主役を踊られた秋山瑛さんと宮川新大さんともお写真を撮っていただき、子供たちは大興奮
私からプレゼントで、主役のお2人と、リラの精を踊られた中島映理子さんのサイン入りのプログラムに失神しそうなくらい喜んでいました
今回、本当に貴重な経験をさせていただいて、東京バレエ団のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです
そして、うちのスタジオとバレエ団の架け橋になってくださった先生から、
「子供たち、みんな個性的で可愛くて、いい育て方をしていますね!」と言っていただきました
私的にはまだまだ足らないところだらけだと思いますが
バレエももちろんだけど、今回特に厳しく指導していたのは、
「あいさつ、返事」これはいつものことだけど‥
「私たちは特別」という傲慢な気持ちを持つなということでした。
劇場ではもちろん、行き帰りの電車内でのマナー、例えば、困っている人には行動をおこすこと、疲れているのは自分たちだけじゃないこと。
そして、今こうしていられる後ろ側にはたくさんの人の協力や、悔しさや、悲しみがあるということをきちんと知った上で、その分も背負って舞台に立ちなさいという、小学生にはすごく難しい話をしました。
きっと、その気持ちが舞台で昇華したんだね
きっとこの舞台を通じて学んだことを、これからの人生で実践していくでしょう。
もちろん私も、いっぱい勉強して、反省して、また前に進みます。
たくさんの方々に、感謝を込めて、
「ありがとうございました」