昨日は、キエフバレエガラに行ってきました
今は「キーウ」ですが、タイトルは「キエフ」になっているのでそのまま使います
ウクライナが侵攻されてから、キエフバレエのダンサー達は国外へ出て、様々な国のバレエ団によりレッスンを続けられるよう支援を受けています。
ウクライナの芸術を守るために、故郷を後にし、家族を残して海外でバレエのレッスンをしているそうです。
家の近くに爆弾が落とされたり、家族や友人の安否もわからなかったり、私たちにはきっと想像もつかないほど、つらく悲しい思いを抱いているはず。
でも彼らは、ウクライナのために素晴らしい舞台をみせてくれました。
強く美しいバレリーナたち、軽やかに高く翔ぶ男性たち。
思いが伝わって客席に押し寄せてくるようでした。
生命力や、希望はもちろん、その裏側にある強い悲しみも私は伝わってきたように思います。
戦争というものがどんなものなのか、私たちは知りません。戦争をとめることもできない‥
だけど、こうして人々に思いを伝えることで、たくさんの心が動かせるんだと彼らが教えてくれました。
カーテンコールは何度も繰り返され、スタンディングオベーションで幕を閉じました。
今まで何度もバレエ公演を観に行っていますが、あれほどまでに会場が熱い思いに包まれ、子供も大人も立ち上がって拍手を送り続けた公演をみたことはありませんでした。
ダンサー達の目に浮かぶ涙が、とても印象的でした。
きっと私の心にずっと大切にしていきます。
オープニングの緞帳が上がった時
壁一面に大きなヒマワリが咲くヒマワリ畑が映っていました。
早くこのヒマワリ畑がウクライナの国を明るく照らしますように。
キーウバレエのみなさん、素晴らしい時間をありがとうございました
私たちももっとがんばらなくっちゃ
と、観に行った生徒の1人が呟いていました