2008シーズンの振り返る(2) | Re:ReysoL~バックスタンドから~

Re:ReysoL~バックスタンドから~

レイソル中心。サッカー全般。ホームではバックスタンド。アウェイではゴール裏から(じゃない時もある)

2008年シーズンは最終順位が11位。07年の8位を考えれば、7位以上で終わりたかった。


08年はマヂで3つのうち(リーグ・ナビ杯・天皇杯)の1つは獲れると確信していました。石崎体制3年目。柏木を除けばほぼ完璧な補強。「今年こそは」という思いは例年以上に強かった。


08年の目標は勝点55。07年の最終順位を参考にすれば、5位にはなれる。結果的に08年は勝点46、得失点差プラス3の11位。終盤まで残留争いに巻き込まれるという事態でした。


開幕戦は2-0。新加入のポポのゴールは今季の活躍を期待させてくれたゴールでした。しかしポポは08年通算8ゴール?思ったよりも活躍できませんでした。結局最後の最後まで周りとの意気があっていませんでした。09年はなんとしてもコータやミノルとの連係を深めてほしい。


開幕戦を勝利で飾るもその後は●大分0-2、●札幌2-1、○京都1-0、△新潟0-0、●横浜M2-0、○東京V5-1、●川崎3-2、●清水0-2と、圧倒的に黒星が先行することになる。


しかし第10節千葉戦で菅野が柏スタメンデビュー。ここから柏は3試合連続完封勝利、6試合負けなしと好調が続く。特に浦和、ガンバ戦を連勝に乗り切ることができたのは嬉しくて嬉しくてたまらなかった。


たたその後は●名古屋1-0、○大宮1-0と、17節終了時点で9勝2分6敗の3位と好位置につける。


が・・・その後は10試合勝ちなし。


その10試合は6敗4分。川崎戦を除けばすべて1点差での敗戦。どこかが大きく悪いわけじゃないから、修正するにも難しかったことでしょう。でも、10試合勝ちなしの前から最後まで続いていたことがあります。


それは太田の得点が止まったこと。


太田の得点は14節対浦和戦が最後。08シーズンは全試合出場するも、14節を最後に太田の得点が止まってしまったことが今季柏の不調の原因であることは確かだと思う。


今季もっとも悪かった試合は・・・色々出てくると思いますけど、27節対川崎戦だと思います。5失点の大敗。あの試合の辺りが精神的に1番ひどかった。ぶっちゃけ入れ替え戦は覚悟しましたね(笑)


ただ、次節26節G大阪戦で柏の形を取り戻す。負けはしたけど、川崎戦に比べれば内容は良くなる。そして28節対大宮戦。村上のハットプラスミノルゴールで4-0の快勝。天皇杯の次に柏が注目された試合でしょう。


村上はこの試合以後、右サイドのスタメンを奪取。ただ、正直やっぱり蔵川の方が良いと思います。運動量ではさすがに村上の方が上だとは思いますが、その他の場面では明らかに蔵川が上だと思う。攻めあがる時期だったり、クロスの精度なんて村上はひどすぎる。


大宮戦後は3勝2敗1分と勝ち越し、32節で残留を確定。


ホーム最終戦で勝つことはできませんでしたが、石崎監督が嫌な雰囲気を吹っ飛ばしてくれたと思います。そして最終節はポポゴールとオウンゴールの2得点で勝利し、リーグ最終戦を勝利で飾る。


最終的に柏は13勝14敗7分と負けが1つ多い。残留という最低限の結果を残したものの、石崎体制3年目の結果としてこの成績は決して良いものではない。


08年1月のサポカンでも質問されていたと思いますが、柏はあまりにも怪我人が多過ぎる。怪我人が続出する理由はわかりませんが、とりにくその原因をしっかりつかんでほしい。開幕前に練習試合もろくにできないようじゃ仕方がない。


今季苦戦した理由の1つには中盤が固定できなかったことがありますが、それも怪我人が多かったことも原因です。コータはまた別だと思いますけど。来季はなんとしても開幕を万全の体制で挑めるようにしてほしい。


さっきも書きましたけど、08年は残留という最低限の結果を残したことは評価できると思います。ただ、今年は残留が目標だったわけじゃない。今考えれば確かに石崎監督の解任はしょうがないところもあったと思います。


今季は解雇はアレックスだけ。異例の契約更新となりました。来季は今季のチームがベースとなり、更なるレベルアップをしてほしい。