2017年7月29日~30日
_____東北の山/鳥海山_____
鳥海山は秋田県と山形県の県境にそびえる独立峰で「出羽富士」や「秋田富士」とも呼ばれます。
日本海に近く、季節風の影響を強く受けるため積雪が多いです。
このコースの登山道は長い雪渓を通過します。
東北の山/鳥海山と月山の2座を4年ぶりに登ってきました。
目的は鳥海山の花【チョウカイフスマ】がみた~~い。
咲いていた「チョウカイフスマ」と「イワブクロ」
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その①・・・湯の台駐車場~湯の台登山口~滝ノ小屋~河原宿
その②・・・河原宿小屋~雪渓取り付き~雪渓最後~御浜分岐
続きです。
湯ノ台口から入山。河原宿小屋前で休憩。その先の大雪渓を登り終えました。
雪渓の先はお花畑。登山道は狭いゴーロ道を登ってきました。御浜方面分岐に到着。
小さな祠があり、ここが伏拝岳でしょうか。特に標識は無かったです。
御浜方面分岐。
七五三掛方面から来る登山者もいて、賑わっていました。
休憩を終えて、先へ進みます。
ガスが出てきた~。辺りを包んでいるので、足元の花を楽しみます。
お花畑~~
きゃ~。すごい岩場にイワブクロが満開です。
遠くを望遠で撮りました。
崖っぷちですね。
イワギキョウ/キキョウ科
ホソバイワベンケイとイワギキョウ
そして、石仏。
石仏。崖の上に安置されていました。
ここが、伏拝岳でしょうか。
崩れかけた個所通過。
お花畑の道。風は無いので歩きやすいです。
イイですね~。天空のお花畑です。
わお~~。足元にイワブクロ。じっくり眺めます。
袋状の花。羽毛が多い。
イワブクロ/ゴマノハグサ科
別名:タルマエソウ
和名のイワブクロは、花冠が袋状になっていることから。
別名のタルマイソウは、北海道樽前山に多いことによる。
(ウイキぺディアより)
今年6月30日に雌阿寒岳では蕾でしたが、ここでは満開です。
これこれ。この花も鳥海山の固有種です。
1m以上になる大きなアザミ
チョウカイアザミ/キク科
そして__
うわ~。ついに出逢いました!チョウカイフスマです。
感動!満開の時期に初対面です。
白い星のような花びらが美しい~~。
美しい花の形から学校の校章にもデザインされるそうです。
チョウカイフスマ/ナデシコ科
鳥海山の固有種です。
メアカンフスマより花がやや大型だそうです。
チョウカイフスマを堪能。
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参考にメアカンフスマの写真です。
メアカンフスマ
雌阿寒岳に咲く花。違いはよくわかりません。
この先にもたくさん咲いていました。
ガスが包んだ稜線。幻想的です。
そして「行者岳」
行者岳(2159m)山頂
ミヤマキンバイのお花畑
ハシゴを越えると___
チョウカイフスマの群生地
もう、見飽きるくらいイワブクロが咲いていました。
開花時期にドンピシャでした。
可憐な花「チョウカイフスマ」また、撮っちゃいました~~>
岩陰に祠。信仰のお山です。
祠に手を合わせて通過。
まだまだお花畑が続きます。
新山山頂や御室小屋方面の分岐を通り越して「七高山へむかいました。
七高山の山頂に到着。
七高山(2229m)山頂
一等三角点、タッチ!
証拠写真撮りました~。
ここで、ランチタイム。
おにぎりとスープでさくっと済ませました。
食事が終わると、霧が動いて新山がみえだしました。
ギザギザの中央が新山山頂。手前の谷は残雪です。
山頂に登山者の姿。ガラガラと崩れそうな岩ばかり。
左端に神社の建物
雪渓を2人ほど登っています。大丈夫かな?
山頂へのルートは2つあるようです。
これから、私たちもあの岩の山「新山」へ向かいます。
続きま~~す。